honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

大したことではありま臣

文字通りボコボコになっていく閣僚も珍しいと思うが

−顔の傷はどうしたのか
「大したことではありません」
−暴漢に襲われたのか
「大したことではありません」
−家の中で怪我をしたのか
「ご心配なく。大したことではありません」
−公務かプライベートか
「心配におよびません。大したことないです」
−現役大臣なのだから答えるべきでは
「大したことではありません」
−大したことないのは程度なのか、理由なのか
「何でもありません」
−いつからか
「何でもありません」

このリピートっぷりが段々怖くなってくる。どれだけ大したことない圧力が何でもない方面からかかっているのか。
本当に大したことないんだなと思わせたかったら、メイクとかでごまかせばいいじゃないか。国会の地下にある楽屋*1で誰か同僚議員にドーラン借りれば済むことだ。髭だってすぐ剃れる。それをしないということは、これは何かのサインなんだ。政府は何かを隠しているんだよ、スカリー。


大したことないボス「(テレビを見て)左の額に絆創膏…左頬にガーゼ…無精髭…(暗号表を確認)…よし、領収書を出してやれ」


でも「こびとの呪*2」みたいにガーゼの下で人面疽がひっきりなしに喚いてたら嫌だな。

*1:その存在が国民には伏せられていることは論を待たない。

*2:怪奇小説傑作集 2 (創元推理文庫 501-2)収録。