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宇宙からの侵略篇

103 :カツオ ◆dOsYdwEUQg :04/03/26 18:47 ID:85j4Ppku
白い巨塔をみていて、急にテロップが流れる。いい場面だから少しイライラするが、一応確認。
「ついに宇宙人が攻めてきました。栃木県は壊滅状態。」
という驚愕の内容。嘘みたいだが、真実はひとつだ。俺は素直に受け入れる。
ドラマが終わると、すぐにラジオをつける。FMでは、呑気に邦楽カウントダウン100をやっているので、呆れてAMをつける。
ラジオ「ザーザ-.....。ついに宇宙人のテロです。UFOは10機。空から容赦なく機関銃を乱射してくるので極めて危険です。撃退方法が分かる方は、政府まで電話してください。」
なんと、政府さえも手が出せないとは。俺は凍りつく。このままでは、茨城県までもが陥落してしまう。
だが、俺は軍隊の経験はない。いや、だからこそ、素人のアイデアだからこそ、小泉総理大臣が求めているのだ。
クソッ。宇宙人め。悔しくて、ワインを飲む。へべれけに酔っぱらって、俺も宇宙人みたいに全裸になって暴れてやろうか、という危険な考えまで浮かぶ。
その時、俺はアイデアを思いついた。緊張で、全身の毛穴が開く。
俺は携帯電話を握りしめ、小泉総理に電話する。
俺「宇宙人を倒す方法が分かりました。」
小泉「ほう。聞かせてもらおうか。」
俺「はい。宇宙船は10機。地球時間の10時に攻めてきました。」
小泉「む!?というと?そうか!」
俺「ええ。宇宙人は11という概念がないのです。つまり11時に我々が攻撃すれば勝てます。」
小泉「素晴らしい。君、名前は?」
俺「正義の味方、とでも名乗っておきましょうか。さ、総理。すぐに核爆弾の用意を。」
小泉「ああ、そうだったな。つい雑談をしてしまった。礼をいうぞ、正義の味方君。」
電話は切れる。
俺は、部屋の窓を開けてタバコに火を点け、「広島の粗大ゴミと呼ばれた俺が、正義の味方、か。」と、ほくそ笑む。
やがて、西の空が赤く染まり、栃木に無事に核攻撃が行われたことを証明する。
俺が日本を救った事を知っているのは、小泉総理だけだ。

いやいやいや。機関銃て。
てゆうか。
いや。
何を言っても始まるまい。
そして次のこれが決定的な一打となる。
そもそも成城トランスカレッジ!! ―戯言@はてな―で紹介されてたのもこの書き込みだ。