honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「魁!!男塾」

「まずは、実写化しようとする『その意気や良し』という気持ちで一杯です」
「とにかくやってみないと見えてこないものがある」
「男塾を読んだことがある人間なら、やはり巨大なビール瓶、もとい大豪院邪鬼が見たいので」
「そのためにも、続編作るぜと思うくらいのスマッシュヒットはして欲しいところ」
「というわけでこれをまずやってみたことによって見えてきた実写化のポイントとか」
「やってることはけっこう凄い時あるんだから、とにかく見せ方だよなあと」
「撮り方と、あと小道具」
千葉繁は最高。あれを劇場で聞けて良かった」
「役者は良かったっす。評判の良い照英演じる富樫源次を含め、基本、文句無し」
「代替案出すのもしんどいくらい」
「富樫の映画という側面はでかかったですよね」
「デート後の場面は貰い泣き寸前」
「だけども、油風呂もやったために、富樫ばかりキャラが立ってしまって」
「結果、虎丸がものすごく薄くなってしまった」
矢沢心に車で轢かれるくらいじゃなあ(いや、すごいけど、観終わってから思い返すとすごくなくなる)」
「そして予算とスケジュール、もちろん上映時間という壁があるもんで…」
「元読者は皆、唸るであろうけども…」
「大“四”凶殺じゃなくなってしまったわけで…」
「そして大きな玉も転がさず」
「闘いの舞台も簡略化され…」
「いや、でも、なあ…四と三で音は似てるけど…ぬー…」
「ま、とりあえず、大“三”凶殺で行くという線に納得してみましょう」
「そこで切るのはやっぱ赤石先輩のくだりかと」
「んで、ここは無理を承知で入塾式からJを出して虎丸を引っ込めることにする」
「誰が演じる?まあ誰かいるでしょう。K-1の選手とか」
「元読者は鍛え上げられた寛容さで『ああ、懲罰中なんや』とか『たまたまカメラに写ってない死角にいるだけなんや』とか自分を納得させるだろうと」
「で月光の代わりに雷電が出る」
「敵側陣営にて、民明書房的解説もしてもらう。これでかなりスッキリするはず」
「まあ『知っているのか雷電』をセリフとして聞きたかっただけなんですけどね」
「顔の入れ墨が大変?…さすがにそこは頑張りましょうよ」
(ツヅクンド)
「結局、全体的にやはり…画面の後処理にほとんどお金かけられなかったのが痛いですよね…」
「闘いの舞台のスケール感・限定空間ぷりがもっと出せれば…」
「ともすれば『男ふたりが取っ組み合ってるだけ』っていう実も蓋もない事実に引き戻されてしまうんでね…」
「格闘技の放送とかは、それを事前の煽りやらのさまざまな工夫で何とかしようとするわけで」
「まあ確かに、男塾の闘技ネタでも最初のこの話だけは、戦士がどんどん死んでいって実況・解説役もいなくなるという難しい展開ですからね…」