honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「トム・ヤム・クン!」

テーマは「中国人は象さんにひどいことをしたよね(´・ω・`)」。
象さんだけじゃないけどな!
やっぱ民族ネタはアクションには必要なスパイスだね。いやマジ、中国人許すまじと思うもん。ジャッキー・チェンチャウ・シンチーの映画観ればすぐ元に戻るんだけどね。そういやジャッキー何で空港のシーンにいたんだろ。意外とチョイ役で出ること多いんだよね。「ジェネックス・コップ」とか。
初っ端のカーチェイスならぬ象チェイスだけでもなかなか「大画面で見て良かったー」と思わせるのだけど、
なんといっても中盤のクライマックス、敵のアジト侵入から始まる「螺旋状になった通路を(銃口の中、ナットの内側みたいになっている)100人くらいの敵をブチのめしながら進む長回し」が凄まじすぎる。ただ倒すんじゃなくて、「倒した敵を手すりを突き破って下に落とす(しかも着地まで!)」とかも含めてのワンカット長回しですよ!段取り(と失敗)を考えると胃に穴があきそうだ。やろうと思うのがまずすごいし、実際にやってしまうのがすごすぎる。
話の運びとかは少々荒くてドラマ部分の見せ方に洗練されてない部分も残るんだけど、とにかく動機付けが単純明快で熱く、アクションの基本的なアイディアが豊富であれば、その程度どうとでもなるという見本だ。
トニー・ジャー、まず何より、身軽なのが素晴らしい。実際にやれちゃう人にはかなわない。あとはユーモラスな演技が出来るようになるとなお良いね。
しかしマダム・ローズ役の人は実際に性転換をした人なのか…しかも中国政府の許可を得て…、やるなあ…。