honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

Spank Happyという名前には、何かモチーフがあるのですか?

 あのね。スラップ・ハッピーっていうバンド知らない? 有名なバンドなんだ。スラップ・ハッピーっていうバンドがあって。まぁ、みんな(※1)は知らないよね。70年代のバンドで。ドイツ人の・・・なんて説明したらいいんだろう、かなりオルタネイティヴな音楽で。ポップスじゃないんだけど・・・歌を歌う3人組でね。ダグマー・クラウゼとか知らない? 知らないよねぇ。ええと・・・そのバンドから取ったんです。
 (※1) インタヴュアーは、Aさん(女性)。Hくん(男性)。ぼく(ツチヤ)の3人でした。以下、その名前が引かれる箇所が幾つかあるので参考までに。
 スラップっていうのは、頬を張ること。ハッピーっていうのは、アメリカ・・・っていうかね。まぁ大きく英語圏全部のスラングで「中毒」とか「幸福」っていう・・・だからスラップ・ハッピーっていうのは、パシンって女の子とかに張り手をされて、ニッコリする中毒みたいな。幸福みたいな意味なんだけど。そのバンドは有名なバンドで、70年代から・・・えっと確かね、一昨年くらい再結成したんだよ(※2) 。で、日本でツアーやったりしたんだけど。
 (※2)正確には1998年で、このインタヴューの5年前。再結成して20数年ぶりにオリジナル・アルバム「サ・ヴァ」を発表。
 スパンクってのはお尻を叩くこと。スラップってのは顔を張ることで、スパンキングっていうのはお尻をこう・・・叩く。で、そのモジリですね。まぁでも音楽的にはなんの関係もないよ。聴いたらわかるけど・・・すごく暗いバンド。すんごく暗い。

ストーンズみたいな?

 うーんと・・・いや、もうちょっと違う。あのねぇ、クリス・ペプラーとか、ああいうリコメンデッド系の人たちの、もっとアート的なさ、ヨーロッパの退廃と絶望を中心としたアート・フォークみたいな人たち。それがスラップ・ハッピー。今はスパンク・ハッピーも若い人たちが聴くようになったから、誰も・・・皆さんのようにですね・・・って知らないんだけど、ぼくと同世代の奴はみんな知ってる。「あ、スラップ・ハッピーの」って。
 そういうのいっぱいあるんだよね。例えばさ、「笑点」って番組あるじゃない。なんで「笑点」っていうのかわかんないでしょ? あれねぇ、あの番組が始まった60年当時に、「氷点」っていう小説がメロ・ドラマになって流行ったんだよ。それのパロディなの。で、今はもう笑点がずっと続いてるから、氷点のこと誰も忘れてて、誰も笑点について疑問をもたないでしょ? それと同じで。
 スパンク・ハッピーがデビューしたのが95年なんだけど。今とメンバー違う2人で。その頃はみんなに言われた。「スラップ・ハッピーと関係あるの?」って。でも、もう誰も言わなくなったよね。

プラネタリウムより引用)



バーベキューは長蛇の列で豚しか残ってなかった。
あと白ワイン飲んだ。


神楽坂上がって