honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「黒の怨」

おや携帯*1が震えている*2
「よし飛び込むのだ!ドッピオよ!」
ボスからの電話が!指令だ!
(2時間経過)
「はいはいはい」
「そんなわけではい、『黒の怨』」
「『くろのうらみ』」
「観終わったわけですけども」
「いやーすごかったなー」
「あ、そうですか?」
「観客席」
「え?」
荒俣宏福田和也杉作J太郎がいたぞ」
「ああ…いませんよ!」
「いつ論争に巻き込まれるかとヒヤヒヤ…いなかったか?」
「すごく似てましたけども!」
「何人もいたぞ」
「すごく似た人達でしたけども!」
「しかし日曜の昼下がりにジョイシネマ3に集う彼らこそ」
「彼らこそ?」
「真のもののふよの」
「カップルはほぼジョイシネマ1と2の『ラスト サムライ』に流れたでしょうからね」
「3だけハブだ。サスロ・ザビ状態」
「ある意味武士デーを貫徹しましたね」
「まあお前もそこにいて何の違和感もなかったがな」
「そんなわけでこの映画」
「うむ」
「オープニング・タイトルはカイル・クーパーの手によるものです」
「ああ『ミミック』で有名な」
「それ有名ですかね?」
「『遺伝子が泣き叫ぶ』は名コピーだったな」
「で、そのタイトルで抜け落ちた最後の乳歯と引き換えに金貨をくれる『歯の妖精』さんという設定が語られます」
「暗いとこに潜んでて、明かりが苦手、っていうポルポのスタンドみたいな設定だが」
「稲光は大丈夫なんですかね?」
「な」
「ガンガン照らされてましたが」
サイリュームの光程度で効果あるんならあれだって相当キツいだろうに」
「自然光はセーフとかそんな感じですかね?」
「したら太陽光はどうなるって話で」
「まあ根詰めて考えても仕方ないですが」
「でもまあこのような無駄話こそ」
「無駄ってそんなみもふたもない」
「こういうの観た後の醍醐味だよな」
「キャアキャア言うような若い女性客が全然いなかったですからねー」
「いないと寂しいよな、やっぱ」

*1:実際はカエル。

*2:震えていない。