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「アウトレイジ ビヨンド」

アウトレイジ待望の続編は北野作品最大のヒット作になるのも確実な1位発進だとかで、何か隔世の感があるなー。奥山和由は複雑な心境だろうな…

たけしの出所を迎えに来る人、オフィス北野の森社長かと思ったら久しぶりの白竜だったのも驚いたけど、やっぱ今回は西田敏行だよね。なんだろうあれ。歌が唄えてコメディが出来る人が怖い役やるの最強すぎる。目の下の「y」って形のシワが本当に怖い。

1カットだけのサングラス姿も朝日ソーラーのCMを思い出す。
横顔とかも完全ゴリラで、おまけに横には塩見三省が薄っすら笑ってるしで、もうどうにもならない。あんな場にいたくないにも程がある。
それにしても花菱会、投資回収率の高さ凄すぎだよね。山王会も組員に防弾チョッキくらい支給しとけっていう。紙でできた人形かっていう勢いでパタパタ倒れてる。
そしてそれは反則じゃ…っていう怪しさ炸裂の韓国人フィクサー役の金田時男っておっさん、マジで誰なんだ…プレミア試写の舞台挨拶の模様(YouTubeにある)で、たけし自身が舞台から「全然怪しい人じゃありません!」とか言ってたけど、いや余計に怪しく思えてくる…
あと「八日目の蝉」とかで、気弱な旦那をやらせたら当代一では…と思わせた田中哲司が武闘派幹部でちょっと笑った。先代会長のボディガード役なのに前作で影も形もなさすぎ。
撮り方では、今回やけに、壁に対してカメラを45度の位置に据えたようなカットが目立つなあとか。サントラは前作ほどメロディがなくて、それはもちろん狙いなんだけど、ああなるとそんなには欲しくなくなるんで難しいところだ。観る前は前作で詰めたたけしの左手の小指もチェックしてやれとか意地悪く思ってたけど、勢いに押されて全然それどこじゃなかった。
さあ3作目は、今度こそ満を持して高倉健松方弘樹の出番だと思うんだ。あと西田敏行が直接的な暴力を振るう拷問シーンもね!


おまけ