honkyochiblog

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「バンコック・デンジャラス」

うん、やっぱり何か表情が無いし、おおむね髪型が妙だしで、アクション映画の主役とかは微妙だわ、と、思った。

こんなじゃん?いやこの絵だと親指タイタニックセサミストリートみたいだけども。
いっそツルツルに剃ってしまったらいいのでは…長髪はとにかくいかんよ。何かおかしいもの。「フェイス/オフ」のときくらいの長さにしておくのがベストだよなー。見てると本人はすごいいい人なんだろうなと思ってしまうんで非情の殺し屋役ってのもちょっとね。個人的にはニコラス・ケイジのベストアクトだと思うのは「赤ちゃん泥棒」の主役(HI・マクダノー。コール・ミー・ハイ)と「ロード・オブ・ウォー」の主役。役柄こそただのバカと小賢しい武器商人とで両極端に振れてるけど、当人の「当事者意識の希薄さ」は似たようなもので、それがあの顔にドハマリだったと思う。
で、ああ映画自体の話っすか。
あれですよ、とにかくまず「ザ・バンク」観ましょうよって感じ。この映画も手を抜かずに頑張って作ってはいるとは思うし、ところどころでグロ描写も混ぜ独自性を出そうとしているものの、観たいのはもっとハラハラするような、ヒリヒリするような、意外な場所での容赦ないアクションなんだよね。
現地のおねえさんとデートしていい感じで公園まで来たら、彼女が背を向けてるときに拳銃強盗に襲われちゃって、一瞬にして返り討ちにして財布を取り返すんだけどその瞬間振り返られちゃって(耳が聞こえないといっても銃撃ってるんだからかなり衝撃が伝わってくる気がするんだが、飛んできた血飛沫でやっと気づくという…いやまあそこはいいとしよう)その絵だけ見るとおっさんを撃ち殺して財布奪ったようにしか見えなくて…彼女が泣いて逃げ出すという、なんだかよくわからない誤解のされ方はよかった。そういうことってないよねー。