honkyochiblog

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「ザ・バンク 堕ちた巨像」

何だかんだでずいぶん観るのが遅れてしまったけど、とても良い。面白かった。
サントラ(タタタンタン・タンタタタ…てやつ)と固定のロングショットを生かしつつアクションへの移動もスムーズな演出にものすごくグッとくるので劇場で観るべき。映画におけるアクションって現実世界での全裸露出に通じるとこがあって、「えっこんなところで?この人が?」て意外性があればあるほど、傍で見てても燃えるよね。
クライマックスの寺院地下での静かな攻防はオーソン・ウェルズの「黒い罠」へのオマージュ?地味で凄く良かったぞ。

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鍵を握る銀行幹部のじいさん、どこかで見たと思ったら「イースタン・プロミス」のロシアマフィアのドンじゃないですか。東ドイツの人だったのか。そしてナオミ・ワッツつながりだ。
あと関係ないけど、クライヴ・オーウェン役所広司の「スーツを着るけどノーネクタイ」率は同じくらいじゃないかと思うが、どうか。
あとくたびれ顔に対するこだわりも。たけしも劇中でネクタイしない率高いけど、くたびれた顔をしないよね。ヒゲのせいか?