honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「ストロベリーショートケイクス」

「意地でも絶望しないよコンテスト」女性部門の出場者はこちらの4人です!
みたいな。
ちょっとでも気になってる人は観に行った方がよいかと。もう観てるか。あ、原作は読んでません。
客席は9割がた埋まってました。女性の比率がかなり高い。
女性観客の圧倒的な支持を受ける(だろう。id:highsakanaにも好評だった)映画ということですね。
こういうタイプの映画には、実際ほとんど言うことがなくて。
30過ぎの男のこの映画に対する感想なんてかなり、本格的に求められていない気が。
この監督は、男が女に抱いている勝手な性的幻想が大っ嫌いなんだろうな、とは思いますが。
(お断りしておきますが、わかったようなこと書いてもすぐバレるので本当にしょうもないことしか書きません)
でも実際、おっぱいにしか興味がないかのような男には女性の皆さんもうんざりしてますよね。分かります分かります。
しかし中越典子はこの映画でおっぱい出しとくべきだったんじゃないでしょうか(舌の根も乾かぬうちに)。顔射より胸射で(最悪だ)。
ルームメイトにお金借りるあたりから中越典子演じるOLの人がデリヘル入りする展開なのかと思いました(誰か止め)。
あとその基盤ありのデリヘルの細かいシステム説明を電話番の池脇千鶴にはしてもらいたかった(どんどんドツボに)。
あ、二人とも朝ドラ経験者だ。
池脇千鶴の石ころの神様への具体的なお願いっぷりはツボに入りました。「どうかひとつ」って言葉、好きなんで。
役柄としての自覚あるブスっぷりも絶妙でしたね。嫌味がなく、完結している。
デリヘル嬢の人(中村優子)は登場シーンの面白い寝床だけでも満足です。ああいう小ネタは非常に好きです。
絵描きの人(岩瀬塔子)も生々しくていい感じでしたね。あの出版社の小娘は廊下に引っ張ってってヤキ入れるべきでした。
あと金魚の中の人の死ぬ演技は見事。あれはプロの仕事。
中国人のリー君の辺はもっと膨らむかと思ったんですが。まああんなもんか。
ショートケーキが出てくるまでに何かタメというか、「足りない足りない…何かが足りない…」から色々を経て「そうだ!足りないのはケーキなんだー!」と看破する、みたいな気持ちの流れが描かれてた方がより良かったのかなあ。…描かれてた気もするな。見当違いだな。