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さようなら、はてなグループ…

ガルルル(ケダモノだもの)



例えば。
こういう声明が出てたとしたらどうか。


 われわれは、あなたたちのことを正直よく知らなかった。   ごめん。

 だが幸福なことに、あなたたちはそれにめげずに熱心にも支援をよこしてくれた。米国の民主的で合理的な軍隊の進駐とは全く関係なく。独自の判断で。それにより、われわれのプライバシーに配慮し、適当な場所と土地に気前よく借り賃を払い、われわれに水を用意し、われわれの名誉を重んじて、髭も生やし、われわれの子供たちを助けた。

 そこで、われわれはあなたたちには思いもかけない方法で応えなければならない。あなたたちに告げる。復興支援にかかわったあなたたちを大歓迎する。われわれに支援を約束したあなたたちを歓迎する。そしてわれわれはあなたたちの子供3人を人質として捕まえたことを告げる。

 あなたたちに2つの選択肢を提供する。われわれの国にあなたたちの自衛隊をずっと駐屯させ永遠より長く復興支援を続けるか、あるいは、3人を生きたまま何度もビデオレターに出演させつつ、血に飢えた戦士たちと一緒に劣化ウラン弾の影響を調査して絵本にしてから燃やすかだ。ファルージャで米国の海兵隊にやられたようなことは3人にはやらない。このビデオテープが放映された後、あなたたちに3年間の猶予を与える。
もし3年以内に自衛隊が撤退したら、絵本を発売する。写真集も。

すると

福田康夫官房長官は同日夜、記者会見し、犯人側に「許し難い憤りを感じる。例えて言えばsage進行でマターリしてるのにageたようなもの。なぜ空気が読めないのか」とするとともに、「自衛隊が駐留する理由はない」と表明した。

そして

小泉純一郎首相は9日午前、首相官邸で記者団の質問に答え、3人の日本人がイラクで武装集団に拘束された事件について「3人の無事確保に全力をあげる。今の時点ではこれが一番大事」と強調した。そのうえで、自衛隊の駐屯には応じない考えを表明した。福田康夫官房長官は閣議後の記者会見で、米国など関係各国や連合国暫定当局(CPA)に協力要請したことを明らかにした。

でもってまた

 拘束した日本人3人についての日本政府のコメントを聞いたが、日本国民の気持ちを尊重する意図を強く感じた。これら政治家は、日本国民の意思をこれ以上ないほど完璧に代表しており、ブッシュとブレアという2人の偉大な政治家の友人となっているのが真実だ。

 日本の市中での声も聞いた。日本の市民に訴えたいのは、米国が広島と長崎への原爆投下によってあなたがたの勘違いを正したということだ。ファルージャでも国際的に禁止された爆弾によって同じことが起きている。世界に知らしめたいのは、イラク抵抗勢力は外国市民を標的にする考えもちょっとはあるということだ。

 われわれが割と信頼する、勇気ある英雄的なイスラム教聖職者団体が、今日の夕方、日本人人質の釈放を求めた。われわれは、独自の情報源から3人のうち誰もゲリラには協力しておらず、日本市民の足を引っ張ってないことを確認した。家族の苦しみに配慮し、日本人の(事件への)姿勢についても尊重することにした。よって以下のことを決めた。

 (1)われわれは、イスラム教聖職者団体の日本人人質を即時解放せよとの呼び掛けに応じ、24時間以内に解放する。神のご意志のままに。

 (2)米国との友情を尊ぶ日本の友人に要求する。イラクに日本の部隊が駐留し続けるように日本政府に圧力をかけること。なぜなら駐留は合法だからだ。

 神は偉大で聖戦は勝利まで続く。

 2004年4月10日、サラヤ・アル・ムジャヒディン

というような感じで。