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アメリカにおける「ザ・シンプソンズ」の観られ方



※雑誌(誌名分からず)のコピーから水民玉蘭氏の文章の一部抜粋。

「実際、このイベント(引用注・放映10周年を記念して2000年に開催された『シンプソンズ・グローバルファンフェスト』のこと)に集ったファンを見ていると、家族連れが多く目につく。毎週テレビの前に座り夢中になってアニメを見ているというよりは、新聞の日曜版に載っているマンガをチラリと覗くような人々だ。
(略)
また、ある程度年をとってから、日常生活の中でファンになった人もいる。こういう人は主婦層に多いが、それはまず、『ザ・シンプソンズ』が、アメリカでは、通常ソープオペラが独占している日曜の夜8時に放映されており、それを彼女たちはアニメではなく、ソープオペラの一種として観ているからのようだ。」

ほほー。
女性の中には、妻マージに感情移入して見ている人が多かったりするということか。
個人的にはホーマーの所業を他人事として笑って見ているのだが、ああそうやって見てしまうと確かにそりゃ笑えないな。
やだもんな、あんな男が夫では。やはり。どうにもこうにも。

><



水民玉蘭氏の文章の結びはこんな感じ。

「アメリカ人が大人でもアニメを楽しんだりマニアであることを恥じなかったりするのは、結局、ハロウィンなどの伝統と無縁ではないのかも知れない。そのあたりが、コスプレがコミケなどに限定されている日本とは違ってオープンな印象を受ける。『ザ・シンプソンズ』が国民アニメとしてあっさり受け入られる理由も、おそらくそうした国民性に根ざしているのだろう。」