honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

選択肢を我が手に

はて☆すたで思い返したけど、Amazonのトップページに「もてたきゃ私についてきなさい!」と
自信ありげに微笑む白人女性の広告が出るのは、「し、知らない人についてっちゃダメって言われたから」と通り過ぎようとする→「あらら、もてたくないの。ああ、というか(こっちを上から下まで一瞥)」「…」「(鼻で笑う)」というやりとりをした気分に、「ついていかないかぎり、あなたはもてない(ドーン)」と断言された気分になるので、出来ればやめていただきたい。一度見たらもう出ないように設定させてほしい。
あと、禁断の壷が「本日、カップ麺の新製品が発売されました。」と不意に言ってくるのは出来ようが出来まいがやめろ。緊急性が全くないにも程がある。めったに劇場にかからない幻の作品が上映されるのが分かった時に知らせてくるとか、そういうんなら金払う。そういうサービスあった気もするけど。あったよね?
あとTOHOシネマズの上映前の変なFLASHアニメも。注意事項を守れなかった人のみが(上映時間中も)繰り返し見る羽目になる仕組みでどうかひとつ。
あとこれは本当、出来ればなんですが、チネチッタ内でのチュッチュ応援メッセージも、実際に前回チュッチュした人たちだけが見て、顔を見合わせておもむろにチュッチュし始めてそこに俺が泣きながら殴りかかってつまみ出されるような仕組みでどうかひとつ…

「インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)」

インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)

インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)

ところどころに出てくる持って回った言い回しの褒めあいが気になりつつ、
まあ全体的に面白いんだけど、特に面白かったのが221Pあたり

佐藤 ですから、人材育成のインテリジェンス・スクールも一筋縄ではいかないかもしれません。でも、これはやらなければいけない。それに、かつては日本にも優れたインテリジェンス・オフィサーがいたのと同じように、インテリジェンスを教える学校もありました。
手嶋 対中国情報の東亜同文書院と、対露情報のハルビン学院ですね。
佐藤 そうです。私が外務省に入った当時、ソ連課の調査班というところにロートルの人たちがいたんですが、みんなえらくロシア語がうまいんですね。しかも、ポーランド語やセルビア語などのスラヴ語を三つも四つもいじれる人が、当たり前のようにいる。それがみんな、ハルビン学院の出身なんです。やはり戦前のソ連は日本の主敵だったわけで、だからこそロシア人の内在的論理を理解できる人材を作るために、ハルビン学院に送って勉強させたのでしょう。とくに研修のようなものはなくて、ロシア人の家に下宿してロシア語の勉強をしたり、キャバレーで女遊びをしながら実地で覚えたりしていたそうです。もっとも、ロシア語は男言葉と女言葉がはっきり分かれているので、女性と同棲して覚えてはいけないという。
手嶋 ちょっと喋っただけで、女から教わったことがわかってしまう。
佐藤 ええ。ロシア語は男言葉と女言葉がはっきり分かれているので、同棲して言葉を覚えるとすぐにバレてしまいます。で、そのハルビン学院出身の人たちが、よくわれわれ若い連中をつかまえて、「君たちな、ロシア娘と遊ぶのはいい。しかし結婚だけはやめたほうがいい」と言うんです。

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