- 作者: 若木民喜
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/07/11
- メディア: コミック
- 購入: 7人 クリック: 212回
- この商品を含むブログ (240件) を見る
絵も上手いし、パロディネタのチョイスも絶妙。ていうかけっこういい歳だろと思ったら、年上だったwそれも京大の文学部卒って!w(いま知った)
少年サンデー、3年くらい前に雷句誠に訴えられたとき世間的には「もう完全に終わった」っていうとこまで来てたと思うんだけど、そんな状況からこんな連載が始まっていたとは。さすが小学館ということか。
基本的にはいわゆる「平成ガメラ」や「平成仮面ライダー」や「魔法少女まどか☆マギカ」と同じ「ジャンルを根底から見直して再構築する」アプローチで、そんなのもう大好物に決まってる。そのジャンルに思い入れがあればより面白いし、なくても十分面白い。
主人公の男子高校生にしてギャルゲー界における「落とし神」こと桂木桂馬のキャラがまず良くて。映画「ハイ・フィデリティ」のジョン・キューザックにも通じる、「自分の人生よりも目の前のフィクションの出来が重要!」ってキャラで、なんというか、とても他人事とは思えないw
女子キャラではハクアが好き。定型もまた、いいものです!