honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「アンノウン」

まあ、4通りか5通りくらいの切り口があって、

  • 1 普通に書く

「ゴースト・シップ」や「エスター」であなじみ、強烈な引きが売りのダーク・キャッスル・エンターテイメント作品最新作。ネタバレ踏む前にとりあえず劇場行ってしまうような物好きにとっては、「フォーガットン」や「イーグル・アイ」ほどの超越的ネタじゃないので何かもう全部どうでもよくなっちゃった…(束ねた髪をほぐして毛先を指でクリクリいじりながら)ってこともなく、「完全なる報復」や「パーフェクト・ゲッタウェイ」ばりに最後まで楽しく観られて、観た後の話題にも事欠かない親切設計。トータルではニヤニヤが止まらんけど、中盤のじいさん二人が対峙した時のキンと冷えた盛り上がりぶりは只事ではない。

ほんとここだけ凄い異質で、鈍く輝いていて超燃える。気持ちの上では正座して観てた。もはやユルゲンが主人公のスピンオフのTVシリーズがあっても良いレベル。

ユルゲン超いいよユルゲンハァハァ

  • 2 箇条書きで律儀に全部ツッコミ通す。

※収拾がつかないので保留

  • 3 「打ち合わせに来た役者陣と監督の会話」みたいな設定

○ダークキャッスル区民センター・第2会議室
リーアム・ニーソン「うおおエイだん!久しぶりー!」
エイダン・クイン「リーアム兄さんひっさしぶりです!えー、14年ぶりくらいですかねー、なんか最近すっごい面白そうな映画ばっか出てますよね、若い子にモテるでしょー」
リーソ「(照れて)いやーもういいよー、モテるとかいいよー」
ジャウム・コレット=セラ「あざーっす、セラっす、じゃそろそろ始めようかと思うんですけど、今日はまあとりあえず、顔合わせと、まあ脚本に目を通してもらったと思うんで、その感想とか、時間ちょっと余ったら軽く読み合わせみたいのもしてみようかなーっていう…」
ジャニュアリー・ジョーンズ「(いい姿勢でサッと手を上げ)はい監督」
セラ「お、なにか」
ジャニュ「私の役のことですけど、気持ちを考えると色々疑問が出てきまして(キリッ」
セラ「どのへんでしょ」
ジャニュ「ネタバレを含みますけど、まず一番は夫の代役はいるのに妻の私の代役はなぜいないのかってことです。あと終盤に『無用の爆発で怪しまれるのは御免よ』みたいなこと言って解除しに行くところも。唐突すぎるっていうか、その場に踏み込まれたら逃げるよりなおマズいんじゃないかなって…。で、壁まで壊してますけど、あれも鏡割るのを諦めてってのがわけわからないというか、(二の腕の細さを見せて)こんな腕なんで…」
セラ「いい質問だ。リーアム、どう思う?」
リーアム「(身体をビクッとさせて)えええっ」
ジャニュ「サンデル教授かよ!人に振るなよ!」
ダイアン・クルーガー「そういうの気にしてもしょうがないんじゃないかなー」
ジャニュ「勝ち抜き組は黙ってろよ!おもしろ退場組は大変なんだよ!そうでしょランジェラさん!」
フランク・ランジェラ「ふごっ、(目を開けて)ふえ?」
ジャニュ「寝てた!あっ激シブ退場組のガンツ先生も寝てる!超寝てる!」
ダイアン「まあでも、脚本家さんからケータイに『序盤は強く当たって、後は流れでお願いします』ってメールきたくらいだし…」
ジャニュ「こねえよ!どこの八百長メールだよ!俺の脚本には『※背中の出るドレス着てください』って書いてあったよ!衣装さんに言えよ!」
セラ「まあそんなわけで、とりあえずジャヌ子は落ち着くように」
ジャニュ「勝手にアンパンマンの新キャラみたいな名前つけんなよ!どんなわけだよ!」

  • 4 幼女の先生と対談形式

「(かわいいワンピースを着て)ユリでーす!(サッと横に飛んで)月桂樹でーす!」
三波春夫でござ…(ハリセンで叩かれる)」
「はい!ってなわけで、こだわりの幼女が出てくることにかけては定評のあるダークキャッスル製だけれども」
「しっかしまあ好きですねアメリカ人こういうの。『あっ、思い出した、俺ヒーローだったわ!』っていう」
「『アンブレイカブル』とか『トータル・リコール』とか、なんかそういう構造のな」
「ほんと映画の中の記憶喪失って物語にとって都合のいい、便利な症状ですよね」
「なんなんだろうな?あんなペラッとした背景画の前でウフフとかやったことだけ無理やりリアルに覚えて、本来強烈に覚えてるであろう暗殺場面完全スルーの記憶喪失って」
「全部映画にとって面白い方に作用してますからね、ほんと潔いとしか。完璧な美女よりは隙だらけのドジっ子ってことですかね」
「いくら『ボーン』シリーズがウケたからって、3本を1本にまとめてハッピーエンドにすればもっとウケるぜ!って発想になるのが凄いよな」
「さすがにね、さすがに特典映像で『もうひとつのエンディング』俺たちここで別れようバージョンとかあると思うんですけどね…」
「あー、ドイツのオタっぽい研究者の人、どっかで見たと思ったら『ブラックブック』の切手集めが趣味の、いいナチスの人か」
セバスチャン・コッホ。ドイツ人オタ役は一手に引き受けさせていただいておりますって感じなんですかねー」

  • 5 ドラえもんの「わすれとんかち」の一コマを探してきて貼って終了


いいのがなかった…。

どれも捨てがたいのでとりあえず全部書いてみた。