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「ミレニアム2 火と戯れる女」

「女を憎む貴様の歪んだ性欲が諸悪の根源!死ね!」シリーズ第2弾。第1弾の感想はこちら
チネチッタブルーレイディスクでの上映ということだったので思わず鴨居のららぽーと横浜まで車で行ってしまった。入場料変わんないんならあくまでも抵抗する。

富豪ヴァンゲル家の事件を解決してから一年。リスベットは依然姿を消したままだった。少女売春組織に迫った特集号の発行準備を進めていた担当ジャーナリストが殺害され、現場にはリスベットの指紋がついた銃が残されていた。指名手配されたリスベットの無実を確信するミカエルは、仲間を集め、彼なりの方法で真実に迫ろうとしていた。何の関係もないはずのいくつかの事件が、やがて予想もできない壮大な<陰謀>へとつながっていくとき、リスベットの過去が明かされる。

まあぶっちゃけ、第1弾の発端から真相までがあまりにもエグくて強烈だったので、今回は観終わってからよくよく振り返ってみると全体にこじんまりとした話だったかなって思うんだけど、観てる間はそんな余裕は全然ないっていうね。誰がどんだけ惨い目に合うか予想がつかないし、明かされる事実も大体において嫌すぎる。リスベットの行く道は苦難の道にも程があるし、登場人物でフルボッコになってないのミカエルと不倫してる雑誌ミレニアムの編集長くらいじゃないっすか。しっかしミカエル、ストライクゾーン広い。見習いたい。

  • 初登場時に、その人物の肩書きも入った字幕、とても親切。いい気配り。
  • リスベットのすっぴん顔は高田聖子を思い出す。
  • ミカエルいいやつ。お腹がちょっと出ててもかっこいい。
  • しかしあの5,6人くらいでミレニアム発行してるのか。「ウェルかめ」のゾメキトキメキ出版くらいの体制だな。
  • 唐突に「闇の仕置人」みたいな扮装するリスベット。アメコミヒーローか君は。パントマイムの人か。
  • ボクサーがんばった。友人娘も超がんばった。
  • 重要な話してんのに、朝顔とかについつい気を取られる園芸好きの参考人
  • ミカエルがリスベットの潜伏場所に行き着くあたり、苦労のあとがうかがえる。
  • 私書箱を見張る」ってくだりにも苦労のあとがうかがえた。外から見える私書箱、面白いな。なさそうだけど。
  • 「警報装置が全部鳴ってたぞ」笑った。回避する気ゼロか。現実空間でもがんばれよ凄腕ハッカー

第1弾で燃えた、映像ならではの謎解きとかはなくてちょっと残念。まああんないいネタそうそうないか。
あ、リスベットの映像記憶能力はちょっと生かされてたね。
そんなわけで粛々と第3弾待ち。