honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「ゾディアック」

いやまあ、「そんなおいしいネタが目の前に転がってきたら一も二もなくハマるべき。なぜならその方が面白いから」と激しく思ってしまう*1し、これを読んでるあなたも潜在的にはそういう人間なので(断言)、あれだ、デートで見るのはおすすめできない。嘘をつく気満々なら別にいいや。うまくやれ。「普通追うでしょ!」と盛り上がるカップルだったら素直にうらやましいので、何かあったら絶対にハマれよな!必ず二人で犯人を突き止めろ!


てかまあ、この事件、富山県警だったらすぐ片付けたよ。アメリカの警察は物証にとらわれすぎ。


法務省の人は「24」で大統領側の悪い人演じてた*2よね。観てる最中に思い出せてスッキリ。
田舎の巡査部長の人は「極大射程」じゃあんなにキモ悪かったのに!
ブライアン・コックスのいつも通りいい感じの役作りに萌え。
ロバート・ダウニー・Jrアル・パチーノみたいになってた。
しかしクロエ・セヴィニー、地味に化けたな。こんな常識人を演じるとは。
それにしてもこういう実録ものの題材を視覚的に面白く表現しようして、実際に面白くしてしまう手腕にはほとほと感心する。暗号を見すぎて周りの空間に暗号が散りばめられちゃうとことか、あっという間に月日がたってみるみるうちに高層ビルが建つとことか。

*1:「嫁さん怖がってるし、子供もいるし、もうイラストの仕事に専念するよ。ああ締め切り締め切り」じゃ映画が途中で終わっちまう。そんな現実的な判断、全然映画的じゃない。

*2:ザック・グルニエ。というか「CSI」にも「アリーMYラブ」にも、そもそも「ファイトクラブ」にも出てたね。