- 作者: 深水黎一郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/04/06
- メディア: 新書
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「あなたが犯人！」
あり得ないとさえ思えた企みの完遂に向かい、すべての進行が周到に準備される。この被害者を殺した犯人は、ぼくだった。これから読まれる人すべてが、この驚きを味わうはず。誰もが気づかなかった方法。このジャンルの、文句なくナンバーワン。――（島田荘司）
と書いてある帯が目に止まり、「ハア？読者が犯人？んなバカな」と反発したまま購入。
今読み終わった。
…
…確かに俺が犯人だ…
（気になるなら言え、貸す。読む前ここ、読むな）
だがだがだが、
ちょっと待ってくれ、確かに犯人かもしれない、しれないが、
それでも殺意と動機がな…いささか弱いよな…
殺害方法については納得するとしてもだな…
そこだけ納得するというのも不思議な話だが、せざるを得ん。十戒も二十則もあったもんじゃないが…ぶつぶつ…
