honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「父親たちの星条旗」

(とりかえしのつかないネタバレを含みます)






アメリカが勝ちます。






ああっすいません、とりかえしのつかないバレを。
勝ち組の皆さんにはさぞショッキングでしょうが、現実を受け入れましょう。
まあ、「勝った国の『戦争の英雄』ってのもこれはこれで色々あってさ…あ、国債いかっがすかー」みたいな話ですけどね。
いやー。
そう言われても「はあ、そうですか」としかね。
どうもね、どうも、
「巡業する街があるだけいいですよ。おかげさまでこっちは街ごと燃えましたよ」とか、つい、思っちゃってね。
わかりやすい「泣き」とかに全く頼らないので、そこにはすごく共感するんだけど、余計に色々考えちゃって。
日本側から描くやつとこの辺はリンクするんだろうなあとか思うほどに憂鬱で。
穴ぼこの中で焦げてたり蜂の巣になったり腹割ったりしてんの、爺さん世代だもんなあ。
生きてりゃその孫がくだらないブログ書いたり出来てるんだもんなあ。
「真の英雄は、真に戦争を語れるのは、戦場で死んだ者だけだ」とか言われれば、
観てるこちらとしてもいよいよ言うこともなくなってね。
それにしても「弾をよけろ」ってものすごいアバウトな指示だよね。よけられねっつの。
あと何つうか、繰り返しの演出がしつこいかなーと思う時があって、
でもまあ爺さんの話ってそういうもんだよね。