honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

お題「『純情きらり』と『LOFT』で何か語る」

「んー」
「自分で出しといて難しい」
「全然違う話だ」
「朝の連ドラと映画」
「どっちも西島秀俊が出演してることくらいしか…」
「いやいやえーと」
「ああそうだ、このふたつのお話には、『現実に、人の感情というものはうつろいやすく、首尾一貫しないものである』『なので脚本においても、登場人物の興味や恐怖の対象はうつろいゆくのが自然である』という共通した脚本家の考えがあるのだというのはどうか」
「ほらほら、宮崎あおい演じる桜子」
「恋愛対象も行動も行き当たりばったりじゃないですか」
「学校出て上京して音楽学校に潜り込んで(略)岡崎の味噌屋の若女将見習いみたいなのになって(略)東京で空襲を生き延びて岡崎で代用教員になったけどジャズ楽団に入ったんで今週退職でしたか」
井川遥演じる杏子姉さんの方が言動と行動に筋が通ってて世が世ならこの人が主人公ですよ」
「だが③桜子が主人公。現実は非情である」
「実況民はもはや全員アンチです」

102 :公共放送名無しさん :2006/09/09(土) 12:59:17.54 ID:1VVzo4an
 
副音声:すぐ抱き着くな桜子 まさにオサセ

 
103 :公共放送名無しさん :2006/09/09(土) 12:59:18.24 ID:mOoub4+q
味噌生きてるならなんで不倫させたんだ
脚本おかしいだろ


104 :公共放送名無しさん :2006/09/09(土) 12:59:21.07 ID:ENvyCcOz
黙れ淫乱女!

と達彦は言い放ち
桜子を川に投げ捨てた。

「開始当初はこんなんじゃなかったよなあ」
「同棲報道このかたかなあ」
「皆さん裏切られたような思いがあるのでしょうか」
「いちばん純情だったのは実況民だったという話でしょうか」


「転じて『LOFT』」
「こちらは恐怖の対象がどんどんズレていきます」
(「あ、見る前に読むのやめた方がいいですよ」)
「最初は中谷美紀が吐く泥が怖い」
「もっとも本人は怖がってない。そういう女いそう」
「で引っ越した家の、前の住人の赤いトランクがちょっと怖くて」
「向かいの建物に人っぽい包みを運び込んだ男がトヨエツなんだけど、それが怖くて」
「運んだ包みがミイラなのかと怖くなり」
「このへんで『この女花柄のワンピースしか着ないのか』と怖くなり」
「戦前のフィルム見て怖くなり」
「動き出すんだねとじんわり怖くなりつつ」
「唐突に出現し始める安達祐美が怖くなる」
「ミイラをいきなり預ける男も怖いが、すんなり預かる女も怖い」
「だが締め切りはそれらとは段違いに怖い」
「何とか凌いだが、田口ランディのことを思い出して怖い」
「しかし編集者はもっと怖い人だった」
「その頃にはトヨエツは自分のことも怖くなってくる」
「だから今さらミイラに動かれたって逆ギレ。遅ぇんだよ!」
「怒鳴られたミイラさんは立ち直れません」
「なんておっかない人なのかしら」
「ミイラさんは思います。『私が主人公じゃないんだわ…』」
「そんなこんなを全部飲み込もうとする中谷美紀の根性が怖い」
「焼却炉の前でつぶやくセリフに噴く」
「ちょっ、待て、お前にミイラさんの何がわかる」
「でもって何てひどいことを!歴史的発見だぞ!」
「どんどん盛り上がる二人が怖い」
「ありえないプロセスで盛り上がる二人に思い切り愛のテーマをかぶせる監督が怖い」
「観終わってロイホに入り」
「最後に甘いパフェが一杯怖い」

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