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困難怪獣デザイン

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/09/06/20060906000026.html
正直、こういう冷静な分析記事が向こうから出るのは脅威。
そう、実際のところ、新しい怪獣のデザインというものは非常にハードルが高い。
ことここに至っては、成田亨のようにならないかと美大生を引っ張ってきても、革新的な怪獣は生まれてこない。強くそう思う。偉大な先人たちはほとんど全て掘り尽くし、以降の世代はその強い影響下にいる。「怪獣映画も特撮番組も全然、一度も見たことない」って国から連れてくるくらいじゃないと。
残るのは、初期ウルトラシリーズで「子供番組にふさわしくない」と成田氏がやらなかった、内臓が出てたり、顔がグチャグチャだったり、体の一部が欠けてたり、奇形生物をモチーフにしたり、とそういう方面だが。それもまたあまりに険しい道だ。
そっちに行った瞬間、そこから独自性を打ち出すのはこれまた不可能に近い。
子供が落書きで描いて「お、エレキング好きか」とみたいな感じで言えることもなくなる。
全部がグチャグチャでどれがどれやら。
何十年もたってるんだ、本来はこの国で、映画の主役を張れるオリジナルの新しい怪獣を生むべきなんだよね…