honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「スギヒラタケ」

腎臓に障害がある人が食べると脳症になって死んでしまう話題のキノコ、スギヒラタケ
10月の終わりくらいから話題になってましたな。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041030-00000090-kyodo-soci

><

(10月)30日までの発症者は新潟、秋田など8県で計48人で、うち死者は13人。“犯人”はキノコそのものか、付着物か、それとも全く別の未知なる病原体なのか−。この秋の大雨影響説も浮上し、謎は深まるばかりだ。
厚生労働省厚生科学課によると、発症者の大半は腎機能障害のある50代以上の中高年者。脳炎・脳症を起こすウイルスや細菌は見つからず、ほとんどの人がスギヒラタケを食べていた。
スギヒラタケは北海道から九州まで日本中に分布し、みそ汁の具や塩漬けとして食卓に上る。発症者は東北から中部地方に集中し、専門家は「長年安全だったのに、突然毒性を持つのは考えにくい」と首をかしげる。(共同通信

その原因が、毒性に地域差があることも含めてぼちぼち分かってきたようす。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041214-00000145-mai-soci

><

日本海側のスギヒラタケは水分含有量が95〜96%あったが、他地域産は92%で平年並みだった。
江口教授は「キノコは水分含有量の違いで成分が変化することがある。日本海側は今年、雨が多く、毒性を持つ変異が起きた可能性もある」と話している。(毎日新聞

わずか3〜4%の違いですよ。
にしても驚くのは皆さんのキノコ好きっぷりですよ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041106-00000016-kyodo-soci

「それでもキノコ食べる 『山菜王国』秋田」
「今まで食べて大丈夫だった。心配してない」。スギヒラタケとの関係が疑われる急性脳炎・脳症で6日までに全国最多の23人が発症、6人の死者を出した秋田県は、山菜採りが盛ん。原因の早期解明が求められているが、キノコ好きは揺らいでいない。
(略)

><

秋田や山形などでスーパー約100店を展開するマックスバリュ東北秋田市)は9月にスギヒラタケ約100キロを販売した。急性脳症発症が相次いで明らかになった以降も「野菜価格の高騰で、キノコ類の販売はむしろ伸びている」と同社は話す。
シイタケ生産が盛んなJA秋田ふるさと(横手市)の出荷も順調といい、キノコ類の販売に風評被害は出ていない。(共同通信

まさにマタンゴ状態。口から胞子が出てるんではないかと。
あ、そういえば、スギヒラタケの話題を扱ってたラジオ番組で聞いたんですが、
キノコにハマッた人はすごいらしいっすね。
何か、めちゃくちゃ美味いんだけど、必ずひどい下痢になるというキノコがあって、
そういう人たちは休日の前にだけそれを食べるんだって。
前日にさんざ食べて、休日は一日下痢して過ごすと。
もうマニアというか、フェチの領域かと。