honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「職業+道具」=「女子高生チェーンソー」


「で、何だこれは」
「いや、見たまんまですよ」
「じょしこうせいちぇーんそー」
「ここなんですけどね」
http://www.pand.jp/lineup/pand-1213.html
「『チェーンソー商戦に名乗りを挙げる!!「女子高生+チェーンソー」!前代未聞のコンセプト! ミニスカートに忍び寄るチェーンソー・・・!ほとばしる鮮血!舞い上がるパンティ!』…」
「えらいことに」
「チェーンソー商戦て」
「ものすご言いづらいですね」
「しかしだな」
「なんでしょう」
「あらすじだが」

「淑女たるもの・・・」今朝も校長のありがたい話がスピーカーから流れてくる。しかし、女子高生パーカーをはじめとする落ちこぼれグループは、そんな話には耳を貸さずいつも男の話題ばかり。その日も、彼女たちは課外授業と称した男子校とのダンスパーティーに参加するはずだった。しかし、途中で車が故障し、寂れたスクラップ工場で一晩を過ごす羽目に。挙動不審な修理工のハンクが一人いるだけの隔絶された虚ろな空間。暗闇に迫る恐怖の匂いは猟奇殺人の始まりだった!一人、また一人と見るも無残な死体となっていく女子高生。猜疑心がさらに殺人を生む。果たして犯人の正体は?連続殺人の目的とは?まだ夜明けは来ない・・・。

「学校舞台にしろよー」
「ま、予算なさそうですし」
「厳格な校風で知られる全寮制の女子高でー」
「はー」
「夜ごとチェーンソー使った連続殺人が起きるわけよ」
「むちゃな」
「オチはどっちみち落ちこぼれグループの中の真っ先に死んだのが犯人とかそんな感じなんだ」
「ちょっとエグくすんなら二重人格の教頭先生が制服着てた、とか」
「取ってつけたようなオチでな」
「そんなもんでしょう」
「しかし『女子高生チェーンソー』って『恐竜戦車』みたいだよな」
「え。ああ、ウルトラセブンの」
「ひとつみんなの好きなもんくっつけてみっかっていう素晴らしいコンセプト」
「近所の弁当屋で売ってる半分天丼半分カツ丼の天カツ丼みたいなもんですね」
「ハンバーグカレーとかな…いやいや、それだとちょっと違うだろ」
「そうですか」
「それじゃ食べ物×食べ物で一緒だ。次元の違うものを組み合わせるのがミソだ」
「ああ、じゃソムリエ刑事とかも」
「職業×職業だからダメだ。ていうか何だそれ。2時間ドラマか」
湯けむりスナイパーならアリですね」
「ああ、アリだな。完璧だ」

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