「俺の観たかったドラムライン」
冒頭、高校の卒業式。何かと張り合う主人公とライバルは卒業記念の演奏でもまだ張り合って、ドラムソロ対決を始める。校長に「お前ら、いい加減にしろ！」と怒鳴られ我に帰るふたり。とっくに式は終わってる。
二人は別々の大学へ。ライバルは一流校、主人公は三流ヘッポコ大学へ。
ヘッポコ大学だけに（昔は名門だった）マーチングバンド部もチアガールをナンパするのが目当ての不良のたまり場と化しひどいありさま。だいたい、部員が全然足りない。監督（名門だったころ学生だった）はアルコール依存症。
後はお約束（学校内のすごいやつスカウト、喧嘩、アルコールを断った監督の鬼のシゴキ、音楽と勉強の両立に悩む、ヒロインとの恋愛、仲間が交通事故死、ライバル校の悪い監督の策略で大会出場が危ぶまれ、ヒロインとも喧嘩別れ）を全部こなして、ラストの決勝戦でライバルとのドラム対決（ここは本編のを全部生かす。というか演奏シーンは全部生かす）につなげ、ヒロインと仲直りしてエンド。
学校内のすごいやつは、格闘技の達人の双子姉妹、超気が小さい怪力男、口で楽器の音が出せるお調子者、和太鼓が得意な日本人留学生、等。
