honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「学食のような場所で」

テーブルの向かい側で、役者のミゾグチさんが、隣に座っている見たことのない女に話している。
「なんかね、もう自分が正しいと思い込んでる人と一緒にやってるのが正直しんどいんです
するとその女がやけにはきはきとした口調で言う。
「ミゾグチさん!自分がストロボにならなきゃ、空は青くならないんですよ!」
...
『あ!今私いいこと言った!』とでも言いたげな得意満面の笑みを浮かべる女から目を逸らし、我々は黙り込んだ。
軽く怒りを噛み殺しながら。