読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

honkyochiblog

honkyochinikkiから派生しました

「純と愛」

今日、「純と愛」が最終回を迎えたわけだけど、本当に今まで観た中で一番酷い朝ドラだったよこれ…。

経験の足らない新人が頑張っていいものにしようとして酷い出来、というならまだしも、ヒットを飛ばしたベテランが「朝ドラブッ壊す」と吠えて狙って変化球投げようとして投げる能力が全然無かったというのがもう…。分かっとけと…というか周りも止めろと…。こうして脚本の遊川和彦とプロデューサーの山本敏彦の名は朝ドラ視聴者の胸に永遠に刻み込まれてしまった…

ええと、反省会スレにあった話の流れをコピペして適当に手直しすると、

 

純、舘ひろしのホテルを魔法の国にすると決心し面接で「社長になる」と宣言する

純、自分のことをつけ回す男・愛(イトシ)と何やかやあって恋人に

ホテルが経営難で外資に買収されちゃう(そこに加担するのは愛の母)ので阻止しようとする

失敗。舘ひろしは追い出される

実家の宮古島のホテルがなくなりそうと聞き、純はすべてをほっぽり出して実家へ帰る

純父が借金のためにホテルを売る契約をしたのに勝手に売買中止に追い込む(地元の有力者の娘と純兄・もこみちの結婚も阻止)

純父、だまし討ちでホテルを売却、取り壊しに。純と愛、腑抜けになって大阪へ戻る

行き倒れになったところを好意で泊まらせてくれた木賃宿・里やに強引に潜り込み、身内を次々と引き込み魔法の国にすると宣言

それと平行して純母は痴呆になり、防波堤で転落。純父が助けようとして死ぬ

急に常連客とくっつけようとした酒乱女の寝タバコでのボヤを純が毛布で仰いで里や全焼

里やの常連の人に突然宮古島の別荘を譲り受ける

そこをホテルに改装して魔法の国にすると決心し、地元民に金銭援助を受けつつ自力で改装するも愛が脳に腫瘍が出来て倒れ、緊急手術

台風が一回通過しただけでホテルは泥まみれになり使用不能に

手術は成功したが腫瘍は取りきれず、愛は目覚めない。純は全てのやる気をなくしホテルを掃除せず、当然オープンしない(手術前の愛との「何があっても予定通りオープンさせてください」って約束は無視)

2ヶ月後くらいに純母の言葉がきっかけでホテルを掃除する ~おわり~

 

と、だいたいこんな流れ。これに愛とその家族の超能力設定が加わって話をさらにややこしく、時に安易に解決させていた。なんなんだろうね、この毎度毎度の虚しい展開。登場人物の性格や設定は後からどんどん変わっていくし、取り上げるネタのチョイスは全部、朝ドラの常連視聴者の気を引くというよりは、神経を逆撫でする方向だったし。小ネタについてもまたしかり。

冒頭から純が言い続けてる「魔法の国」というのがどんなものなのか、朝ドラ恒例の子供時代週がない(回想カットのみ)ため視聴者には不明で。純のセリフから類推するそのイメージも、「お客さんが笑顔になるホテル」から「イトシくんへの愛がいっぱい詰まったホテル」というものに最終的に変化するので、とてもキャラクターが成長しているとは思えない。

状況がどんどん悪化していく流れでも「魔法少女まどか☆マギカ」にせよ「最高の離婚」にせよ、すごく面白く観せているからなー。脚本家の能力不足ということに尽きちゃうよね。

「誰もが目をそむけているけど、これが現実だ!」とあえて酷い状況を書くのなら、そこからの脱却なり対抗なりをこそ描くべきで、それが「何か知らないけどお金持ちの人が急に援助してくれたんです」とかじゃあ台無しなわけで。

主演の夏菜も、ギャーギャーわめかなくなったと思ったら表情がなくなってどんどんどうにもならなくなっていって、正直もう顔も見たくなくなってる。

いやキツかったな…。なんだったんだ、これ。どうしてこんなことになったのかちゃんと検証しないんだったら、NHKは検察とか神奈川県警とか柔道連盟とかを批判できないよ。似たような腐敗ぶりだよ…。