honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

テレビのリモコン台も作ってた

過程をほとんど記録してないので結果からいくと

はい、こんな感じで出来上がりましたー(わかんねーよ)!
去年の夏、地デジ化するかいっそラジオにするかって分岐点で地デジ化に踏みきって、食卓の脇用に小さいアクオスを買ったんだけど、それのリモコンがただテーブルの上に転がってるのも何だな、ということでケータイスタンドの後に仕上げた。今までこの場所のテレビにリモコンなかったし。
材料はケータイスタンドに使った静岡の企業のやつ(5.5センチ×5.5センチ×11センチ)じゃなくて、同じヒノキだけども6センチ×6センチ×100センチ(くらいだと思う)の角材をちょっと遠くのホームセンターで見つけて、これのマシな部分を13センチくらい切り落として使用した。マシな部分っていうのも、この角材がねえ、

ずーっと裂けてるんだよね。けっこう深く。あとなんか節というのか、ポコポコ劣化したような部分もあるし。だから、使える部分がかなり限られるんだよねこれ。ヒビや節や何やらのない、完全に無垢な状態のヒノキって貴重なんだね。それもある程度の大きさが欲しいとなるとひどく高くつく。9センチ×9センチ×300センチのヒノキの角材もみなとみらいのホームセンターで見つけて、安かったから4分割してもらって持って帰ったけど(マジであの頃はどうかしてたというか、木彫意欲がパンパンになってた)、それもちょっと削ってみてわかるくらい質が悪いもんね(なもんで今も残りの4分の3は車のトランクに入ったまま…どうすんだあれ…)。安いのはそれなりだという厳然たる事実。それを考えると最初に使ったあれは良い物だったんだなと…小さいだけで…。
で、これはどうやって削っていったかと言うと…メモ用紙の上にリモコンを置いて、輪郭を鉛筆でなぞるのを上からと横からと二回やって、その紙を当てたりしながらガシガシいったんだった。ケータイスタンドを削って以降、ノコとドリルだけでは飽き足らなくて釣具メーカーとして有名なリョービの電動彫刻刀

と、ミニルーターという、先っちょの小さい砥石などが回転するペン型の道具を導入した。
MM 小型ペンタイプツール PT−α 37点ビット付き

MM 小型ペンタイプツール PT−α 37点ビット付き

グレードは違うけど、このメーカーのやつ。これがかなり便利で、彫刻刀じゃとても出来ないようなギリギリのラインまでの削りが可能に。いやまあすごい彫刻刀を揃えて、卓越した腕前があれば何でも出来るだろうけども。さすがにそこまではなあ。あ、電動彫刻刀の方もすごくて、すいすい危険なほど彫れる。あまりに彫れるので一回怪我した。親指と人差し指の間をサクッといった。微細振動すげー。
そんなこんなで削り終えて、紙やすりで磨き終えた状態がこれ。

黒い部分は無視することにした。角度を変えてもう一枚。

これに、今度は水性ウレタンニスのチーク(という色)を塗ることにして、


こうなったわけだ。木靴みたいな、舟みたいな。
水性ニス、えらく使いやすかった。ハケの手入れも水で洗えばいいし。なんで油性にこだわったんかと…思い込みってこわいよね…
出来上がりで強調しておきたいのは、リモコンの尻の部分が、

本当にきっちりおさまったということと、

置いたときの角度がちゃんとテレビに向いていてチャンネルとかそのまま変えられるということと、当のテレビが壊れて買い直した日には瞬時に用済みになってしまう、その存在の儚さですね。
本当は途中「これ底の部分に切れ込みいれて食事中はケータイを立てられるようにしてもいいんじゃないか。メシ食いながらTwitter見てるし」と思ったんだけど、そういう欲張りな二正面作戦は調整にかなり手こずりそうなのでやめた。
え、アクオス?ああ、いいんじゃないですかね、地デジちゃんとうつってますし。