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森のケータイ用スタンドを仕上げてた

id:hon:20110520#p1 の続き。画像だけ撮って放置してたんだった。

さて、これにニスを塗らないといけないと。そうこうするうちに薄汚れてくるから。

近所のホームセンターで買ってきたのはワシンの油性ニス。屋内外木部用・オールナット(色の名前)。
塗る直前に240番の紙ヤスリをかけ、すべすべで綺麗な状態にしておいて、ハケで二度に分けて塗る。接地面が塗れないからね。くっついちゃうから。

一度塗ったらこんな感じ。アジの干物焼いたみたいな。おいしそうだが、そういうことではない。
そして何か、ところどころ黒くにじんだ感じになってる。パッと見じゃわからん凹凸とかがあるのかな。
一日あけて乾燥させて、400番の紙ヤスリをさーっとかけ、さらにニスを塗る。


違いがわかるだろうか…もうちょい重ねないとわかんないかな…

焼き鳥みたいな質感になってきた。三度は重ねないと話にならんってことかな。
窪んだ部分に黒くたまるのもさることながら、「ここにかよ」ってところで垂れてムラになる現象がつらい。気持ちがハマってくる。塗ってすぐ駄目だってわかっても乾くまでは修正できないし。


おっ、ようやくいい感じになってきたのではないか…写真では多少えぐい感じにテリテリだけども。

さらに3日後、ここまで持ち込んだものの、ここからほんのちょっとが追い込めず、ニス塗り沼をさまようことになる。
結局、ハケでのニス塗りに見切りをつけ、7月に入ってスプレーのニスを買う。これは確かにムラは出ないけど、質感と触感がくもりガラスのようになってしまった。ツヤツヤ感とツルツル感が0に。最終的に、またハケ塗りに戻り、小さい筆なども使って微調整を重ね、どうにか仕上げた。同じ大きさのハケも新しく買ったくらい。ここまで手こずるとは…

はい、こんな感じになりました。黒いとこ気になってたけど、ケータイの表面にもあるので、結果としてまあまあ近い感じのマチエールが出てんじゃないか。ニス塗る前の無垢な感じはなんだったの…っていう思いもあるけども。

結論として、油性ニスは初心者には調整が難しい。次はちょっと考えるわ。
え、ケータイですか?ええまあ、防虫性と防カビ性は絶好調です。いまだに他に使ってる人を見たことがないだけです。