honkyochiblog

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「リミットレス」


↑こんな感じのツカミで始まる話。同じくヒルズで13時40分〜の回。一旦ヒルズを離れて草なぎくんが自分を解放した公園を見て、かつやでカツカレー食べて戻ってきました。
こういう話でいつも思うけど、序盤である程度の量の「薬」をひとまず確保したら、その後も安定的に入手できるようにすぐ手を打っておけと。超天才になってるんだからさ。やるけど、遅い。
だいたい主人公も作家なんだからさ、天才になる薬を入手して天才になって作品をふたつかそこら仕上げたところでやめて「投資やった方がいいわ」っつってあっさり投資始めちゃうとかどういうことなのっていうね…「ちまちま小説書いてても食ってけねー」って、そういうリアリティどうなの…。おまけにタネ銭ないからって怪しい闇金からつまむとか、もうアホかと…トラブル呼び込みたくてやってるとしか…
でも表現はちょこちょこ面白いところがあった。薬でぶっ飛んだ状態を表現する加工映像より、気持ち悪くなったブラッドリー・クーパーが耐え切れずビルの外に出て吐くところの、役者を追ってカメラをグリンと回して天地逆になって吐瀉物が上へ…みたいな冴えたカメラワークが好み(説明すると難しいなこれ)。こういうの「おおっ」てなる。加工より技ですよ。
ヒロイン役がアイススケート場で全力疾走するシーンも笑ったな。ちょっとニコール・キッドマンっぽい顔になるし。
しかしラストのラスト、中華料理店のシーンは全然オチてないし面白くなくて、ここにそんなん持ってきても…という。「ラッシュアワー」のラストみたいな中華オチ。