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honkyochiblog

honkyochinikkiから派生しました

「猿の惑星 創世記」


すごいすごい、むちゃ熱くて、なんとも感情揺すぶられるので、俺、おすすめせざる、えない。ウホ。あんだけカメラとキャラクターが動き回れば、構成要素が完全にCGなわけだけども、ここまでグッとこさせることが出来るかっていう。いやできるか「キング・コング」でも「第9地区」でもやってたわけだし。話はもはやほぼ任侠ものっていうか、我慢に我慢を重ねてたけど、あまりのことにとうとう堪忍袋の緒が切れてっていう世界のどこで誰に見せてもグッときてるであろう王道中の王道。クライマックスの猿主人公シーザーさんとゴリラさんとか、やりとりが聞こえてきたもんね。「あんたと過ごしたこの数日…悪く…なかったぜ…」「ああ…向こうで会ったら…また…クッキー…食おうな…」とか言ってたね。
「サンフランシスコといえば霧とゴールデンゲートブリッジだろ!」ということで組み立てられたクライマックスは実によかったな。そういうヒッチコックっぽいメソッドは大事。続編の冒頭はぜひアルカトラズを舞台に!
そして人間主人公ジェームズ・フランコの父さん役がジョン・リスゴーだとエンドクレジットで知ったときの驚き。ここまでおじいさんに…。さらにあの猿収容所の所長役がブライアン・コックスだったか!化けすぎでわからねえー。
ノリ重視の作劇ゆえか、蜂起した収容所メンバーが研究所メンバーと、さらに動物園メンバーと合流するたびに、あきらかに足した頭数より増えてる気がしてそこもちょっと笑った。動物園メンバーは何かノリでついてったけど、知能が普通なんだから大変だったろうな。まあいずれは世界中にALZ-112が拡散されるからオッケーか。動物園の柵を倒してバラして一本一本を武器として持つとこも、棒のデザインが中世の槍っぽく見えて、それが前シリーズの猿の装備のイメージとつながって、そういう細かい仕込み、いいね。「ティム・バートンのあれはなかったことに…」っていう気持ちも伝わってくるしね。あ、それは気のせいか。
あと泣ける映画としての煽り文字だけのチラシを作った日本のFOXは反省文を書くように。