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さようなら、はてなグループ…

「美人税」

時間的にはこっちを先に観てた。
小橋めぐみTwitterを見てて知った芝居。松尾れい子も出るというので「ちょっと行ってみないか」「おうよ」みたいな感じで久しぶりの芝居を久しぶりの飯田橋で。目白通り沿いの雑居ビルの7階。普通の部屋だ。
で、まあお話は「もし美人税という制度が施行されたら…」っていうショートショートみたいなもんで、小橋めぐみはキュートで、松尾れい子の激しめのカラミもあったりしておおって感じなんだけど、ラストがもう何度めだっていう「…というお話だったのさ」オチ(あ、ネタバレを含みました)で。いや、この人の芝居を観るのは初めてだけど、そういうオチの芝居を観たことが何度もあって、その都度「うーん」ってなってて。いやー、やりきりましょうよ、ホラ話を。こういうの各演出家一回こっきりにしていただきたい。そしてTVの映像は安易に使わないでいただきたい。醒めるから。一から作ろうよー。
というわけで小橋めぐみ松尾れい子が間近に見られてよかったなーということでまあ満足して帰れたんだけど、本当の驚きは「美人税納税額No.1」という役で出てきた宮下のぞみって女優。そんな役と話の設定だと、普通ならギャグにしちゃうとこだろうに、真っ向勝負の美人連れてきて、それがもう上に書いた芝居の〆への文句など吹き飛ばすほどの美人ぷり。現実味がないくらいの美人なのが却ってこの芝居に現実味を与えているというパラドックス女優。検索して出てくる画像や動画ではお伝えしきれてないくらいの美人。二の腕とかも超ほそくて俺の指三本ぶんくらいなの。いや驚いた、何者なんだ。