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honkyochiblog

honkyochinikkiから派生しました

「スーパー!」

映画

どうしたって「キック・アス」と並べて語らざるを得ない作りで、個人的にあれに感じてた不満がこっちでほぼ解消されたけど、されたらされたでまた別の問題が…みたいなこともちょっと思いつつ、でもそんなのどうでもよくなるくらいにエレン・ペイジが素晴らしい!とことんおいしい!いとおしい!
事務所的にはOKなんだろうかと意味なく心配してしまうほどに、端的に言ってイカレてる役で、日本人には馴染みやすいあの体型で果敢にもセクシーなポーズをとって

「あはーん、どぉ?」「どぉじゃねえよ!」ってとことか、悪人待ちで待機しながら爪楊枝くわえて「退屈ー」って唸るとことか、採用前に身体能力をアピールするとことか、下着姿で車の中でバタバタするとことか、ノリが岡崎京子の漫画に出てくる女の子みたいで実にかわいい。役の顛末も含めて、「正義に目覚めて覆面ヒーローになること」の異常性と危険性を主人公以上に体現してる。まあ続編があるわけもない終わり方してるし、ま、こうなるよね!と納得できる。
監督のジェームズ・ガンは「ドーン・オブ・ザ・デッド」の脚本の人だ。劇中番組で実に楽しそうに悪魔役やってた。

ケビン・ベーコンはいつもの通り。まあそんなに膨らましようもない役だったかな。パブだかクラブだか何かの店から出てくる場面が二度ほどあったけど、店の中で歌い踊るシーンがあってもいいよ?(そればっかりだ)あとマイケル・ルーカーを見てるうちにだんだん松鶴家千とせのことを思い出してきたけどそれはまあどうでも。あ、刑事役のウィリアム・カットって「キャリー」でキャリーに豚の血を浴びせたバケツが当たって死ぬイケメンか。
映画そのものにはクライマックスの暴力シーンにアメコミ調の効果を付け加えるのが蛇足に感じつつ、主人公の顛末はもっと現実と折り合いをつけてほしい(あんだけ物証と目撃者がいておとがめなしってやっぱ引っかかる)なとも思いつつ、配給会社には字幕の伏せ字に多少イラついて、シアターNにはスクリーンの位置をもう少し上げろと重ねて申し上げたい。新宿武蔵野館もそうらしいけど、ブルーレイ上映なのはもう受け止めていくしかないのかな…そういうご時世ってことですかね…