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若木民喜「神のみぞ知るセカイ」

神のみぞ知るセカイ 1 (少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ 1 (少年サンデーコミックス)

これ、かなり驚いた。とにかくシナリオの構成力がハンパない。現在13巻まで出てるけど、特にここ1、2巻の「そうくるか!」と視界が開ける感がたまらない。最初から面白かったけど、面白さのレベルがさらに一段上がった。かなり緻密にプロット組んでたんだな!
絵も上手いし、パロディネタのチョイスも絶妙。ていうかけっこういい歳だろと思ったら、年上だったwそれも京大の文学部卒って!w(いま知った)
少年サンデー、3年くらい前に雷句誠に訴えられたとき世間的には「もう完全に終わった」っていうとこまで来てたと思うんだけど、そんな状況からこんな連載が始まっていたとは。さすが小学館ということか。
基本的にはいわゆる「平成ガメラ」や「平成仮面ライダー」や「魔法少女まどか☆マギカ」と同じ「ジャンルを根底から見直して再構築する」アプローチで、そんなのもう大好物に決まってる。そのジャンルに思い入れがあればより面白いし、なくても十分面白い。
主人公の男子高校生にしてギャルゲー界における「落とし神」こと桂木桂馬のキャラがまず良くて。映画「ハイ・フィデリティ」のジョン・キューザックにも通じる、「自分の人生よりも目の前のフィクションの出来が重要!」ってキャラで、なんというか、とても他人事とは思えないw
女子キャラではハクアが好き。定型もまた、いいものです!