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「塔の上のラプンツェル(3D・吹替)」


よかった!すばらしい鑑賞体験きたこれ!これはもう絶対劇場で!酔わないなら絶対3Dで!
いや本当よかったよ、「アニメの真髄、見せてやる!」っていう気概をビシバシ感じるほどに、とにかく主人公のラプンツェルがよく動く!すごくかわいい!常時裸足!フライパンしか持ってねえ!
しょこたんの吹き替えもよかった。中川翔子の名を心に刻んだ!
設定と直結した美しいシーンが二つもあって素直に感動。これこれ、これだよ。暗闇に光がともるこの感覚!これ上手にやられるとほんと弱いね…どこかに車で行って、夜東京に戻ってきただけで軽く感極まったりしてるからさ…
ちょっと迷ったけどガーリックステーキにしないでよかったし、ワインも飲まないでよかったよ。案の定男ひとり客とかものすごく異端。レイトとは全く違う客層。親子連れ、それも母娘のパターン多しとお見受けした。
鑑賞体験っていうのも、まあ要はどんなノリの人たちと一緒に観ることになるかっていうことで。コメディだったらやっぱ面白いところでちゃんと笑ってくれる(でも本当に面白いとこじゃないとだめ)人が場内にいると、ホラーだったら怖い場面で悲鳴のひとつも出ると(でも押さえた悲鳴じゃないとだめ。わざとらしいの却下)、一人で見てるより何倍も面白くなってくるからね。今までの忘れ得ぬ鑑賞体験は常にそういう周りの観客の反応もセットになって保存されてる。
で、今回こうしてディズニー映画を昼間に観たもんで、隣に座ったのが椅子の上に入り口で配ってる子供用マットを敷いて座ってるようなちっちゃい女の子で、「そうか、こういう事態になるのか…」と思いつつ、始まるまで正直けっこう心配してたんだよね、「大人しく見てるものなのかな…飽きてグズり始めたらちょっとな…」とかそういう感じに。「のび太の南海大冒険」だかの時みたいに(コロコロ読んでるんだかなんだか知らんけど)見ながら先の展開言いまくる子供客ばかりでもつらいし。で、その子に肘掛けずっと占拠されて(一方のホルダーにドリンク、もう一方にスネークキューブみたいなパズルを入れてのフル活用)、縮こまりつつの鑑賞だったんだけど、反応がとてもダイレクトで非常に勉強になりました!先生と呼ばせてください!ラプンツェル初登場カットでいつまでも続く髪見て「なげっ!」ってそのまんまなことつぶやくし(いや、こっちも思った)、動きのあるギャグは残らず拾うし(こっちも拾った)、相手役のイケメンの説得用キメ顔ギャグとかでも同時にふいて「ああ、こういうのも通じるのか!」と感心したし、何よりもあの、天灯ともコムローイとも呼ばれる、浮かぶ灯篭のあの夢のようなシーン、あれが手前に漂ってきたとき「わあ…」とささやいて思わず手を伸ばした瞬間に居合わせることが出来たわけで、それでもう前半ずっとドリンクをズズズズ啜ったり飲み終わったと思ったらフタ開けて紙コップの底をポンポン叩いて氷を口に入れてガリガリ噛んでたことなど、全部チャラです!そういえばホーマー・シンプソンもガリガリやってたなー。世界・世代共通か。幼女じゃなかったら本気で怒るよなあれ。

特報では髪の毛自体がえらい自在に動いてるので、おお山岸由花子!とジョジョ好きの血が騒いだけど、本編見たら別にそんなことはなかったw特報というか、特典映像に近いだろこれ。

特典っぽいといえばこれも。どこのブレアウィッチだよw
感想レビューではじゅうばこさんのやつこれも)とスカポン太さんのやつがとてもよくて、どちらも読んで行こう行こうと思ってた。

Tangled (Disney Tangled) (Little Golden Book)

Tangled (Disney Tangled) (Little Golden Book)

この絵本も気になる。そして安い。