honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「ウォール・ストリート」

脇を固める役者のおかげでちょこちょこ見所はあるんだけど、肝心の脚本が中盤からよれよれ。
続編が難しいなんてことは初めからわかってることなんだから、オリバー・ストーンは何シーンも出演してないで脚本の直しを死ぬほどやるべき。でないと、ゴードン・ゲッコー以外の登場人物がまるっきりアホにしか見えない。そのゴードンにしたって、あの程度の講義じゃちょっと心酔はできない。
チャーリー・シーン演じる前作の主人公との再会シーンも、別の日の撮影っぽい切り返しのみで「…何か同じ空間にいないっぽいなあ」と思わされて(合成技術が発達しまくった今のご時世に珍しいことだと思う)、そもそも再会の必要性とか、会話の内容とかからして、どうにもいろいろ不自然で…。まあ別にそこはおまけみたいなもんだし、いいんだけども。
ネットまわりの描写も「ソーシャル・ネットワーク」後ではキツいものが…時代は上書きされてしまったよね…。
そんなわけでとにかく、見どころはじいさん連中。

イーライ・ウォラック95歳!その歳まで現役で、おいしいとこ持ってって、かっこよすぎ!ピヨピヨピヨ〜(鳥の真似して)



予告編にもある「ふざけんなー!」と指差して怒鳴る姿が最高にかっこいいフランク・ランジェラ
むかしは血を吸って暮らしてたし、「運命のボタン」では顔の左下を削って頑張ったよ!
地下鉄のホームでポテチ食ってる姿にはかなりグッときた。