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「完全なる報復」

なんともすごいことになってる映画。あらすじ見て興味持ったら、まあ行ってみてほしい。その場合予告編は見ない方がいい(その方が何かとお得)。そして語りたい。いや、いろいろおかしい。
なんかね、最初の方こそ主人公を応援してるものの、途中から「…なんだこれ、どうすんだ?え、ちょっ」っていう気持ちで一杯になってきて、そのまま突っ走られてしまう感じで。ここをこうすればなんてのもえらく出しづらい。というか出てこない。もうしょうがないというか、なんというか。しいて言うならクライマックスは政府を巻き込んで司法長官とサシで交渉するまで話をデカくしてはどうだろうとか…。いやもう、どうせ収拾はつかないんだから、いっそ…みたいな。
そんなわけで一度「ソルト」とともに脚本家としてのカート・ウィマーについてまとめる必要があるかもしれない。そのときには「イーグル・アイ」とかあの辺の、暴力的なまでにサービス過剰な作品群についても一緒に。
…そういえば、ああこれ2年前の映画なのか。まあ、ちょっと公開の時期を考えてしまう気持ちはわかる。