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honkyochinikkiから派生しました

「シングルマン」

「娘の同級生に恋をした父親」でも、「理想の新婚夫婦」でも、はたまた「母ひとりに猛烈に庇護される無職の性犯罪者」でも勝てなかった人類の難敵「郊外」に、今度は「ゲイの大学教授」が挑む!サバービア・サスペンス!(いやそういうノリは別に必要とされてない…)
「人生はままならない…水の中でもがいてるようなもの…!」と「きみがいなくなって、世界が退色しちゃったよ…」と「若いってすごいよね…色づくっていうのかね…」がぐるぐる回る物語は(主人公がインテリなので)セリフは精緻にして、絵としては明快で、総じて圧巻と言うほかなく、さすがにおすすめせざるを得ない。ファッションデザイナーの人が監督なんだけど、やんなるほど多才だなー、おい。あと出会いパターンの多彩さにもかなり感心した。一日でこれだけの出会いが…!厭世のリア充

(↑こことかいかにも映画評論の本に載りそうなカットだよね)
主要キャストはジュリアン・ムーア以外は英国出身者で固めてる。ジム役、オジマンディアスの人だ。
個人的に震えたのは銀行で幼女が出てくるとこ。足がまず見えるって映画「リング」阿佐ヶ谷駅前のシーンみたいで不吉すぎる。