honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「ナイト&デイ」

「10月6日はトムの日!」って言い切られてかつ先行上映もされたら、そりゃ行かないわけにはいかないだろうという。釣られるときは全力で!
全米興収が振るわなかったというけど、いや、面白かったよ?
明るい「ボーン」シリーズ「記憶ありますマリー死にませんバージョン」みたいな感じで(サントラが途中でやけにそれっぽくなって笑った。意味ねえー)、前半の快調さと安心してニヤニヤできちゃう感じが実にいい。場面展開の処理にも笑った。逆さ吊り状態なのにこっちを激励してくるとかwまさに鉄板ネタ。
そんなわけでトム・クルーズはことさらにトムっぷりを発揮してたし、キャメロン・ディアスもちょいくたびれつつもくるくる変わる表情も畳み掛ける早口も激キュート、ピーター・サースガードは相変わらずの怪しさ炸裂させてて、ポール・ダノは非マッチョ系若手俳優が一度はやりそうな気弱天才キャラにもかかわらず何だかすごい溶け込みっぷりでボーっとしてたら気づかんよね。「リトル・ミス・サンシャイン」から「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」ときてこの役て。トムに「ホール&オーツ」のバッジつけられて「わあ、やったー」みたいに喜ぶ場面とか、よくわかんないテンションでおかしいなあ。
走ってる車の屋根に飛び移るスパイということで「ソルト」に首を傾げておいてこっちがアリなのも不思議といえば不思議だけどね。トムだからかな。何か血の巡りがよかったのかな。いやしかしこれがアテ書きじゃなくオーディションで役をゲットしただなんて…大変な世界だ…いい感じのキャリアで子供もいるのに奇行が報じられて以降いろいろ苦しい戦いを強いられてるのが、微妙に広末とカブるというか…
これにもCGウシが出てきたな…一回映画に出てきたCGのウシまとめて見たいな…「ツイスター」が最初かな…
ってか監督、「3時10分、決断のとき」や「アイデンティティー」(あと「17歳のカルテ」)の人かー!
トム来日時の通訳が例によってなっちだったから心配してたけど、字幕は安心・安全・信頼の松浦美奈でよかった。いや、そこまで言うほど実績を説明できるわけでもないけども。