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「インセプション」

今日から二学期が始まるその日、のび太は朝早くに目が覚め、既に夏休みの宿題も終わらせていた。さらに時間に余裕があるので予習をしていこうとするのび太を見て、ドラえもんはこれは夢だと告げる。その通りでこれは夢だった。夏休み最後の日で宿題が全然出来ていないため、起こしたドラえもんに怒るのび太ドラえもんは夢と現実を取りかえられる「うつつまくら」を出す。さっきの夢の続きに戻ったのび太だったが、のび太が普通に登校したり、宿題をきちんとやってきたことでみんな必要以上に驚いたり疑ったりするため、不愉快になったのび太は再び元の世界に戻る。しかしそれも嫌になったのび太ドラえもんに調節してもらって、自分がすごく頭がよく、みんなが自分を尊敬してくれる世界へと行く。そこでは先生もジャイアン達も、いろんな人全てがのび太を尊敬していた。のび太は研究中の火星ロケットを完成させようとするが、とある国のスパイに襲われる。うつつまくらでこの世界を夢にしようとしたのび太はスパイに気絶させられてまた別の夢の世界へ行く。そこでは夏休みはまだ半分くらい残っており、ドラえもんうつつまくらを持っていなかった。一体どれが夢なのか、わけがわからなくなってしまうのび太であった。
てんとう虫コミックス第5巻 うつつまくら
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/6159/d-5.html

大体で言うとこんな話。いや、何はともあれ観ておくべき。
おかしな点も微妙にたるい箇所も、そこそこにあるんだけど、それ以上に問答無用の見せ場が多い。
ダークナイト」のトレーラー前転宙返りといい、今回の列車公道爆走シーンといい、誰もが「まあCGでしょう」と考える時代に「とりあえず実際にやっちゃおう」と思ってそして実際にやっちゃうクリストファー・ノーランの姿勢には吹かざるを得ない。「ダークナイト」のメイキング見た?信じられないよ、トレーラーの貨車部分に地面をキックする仕組みを仕込んで、それを作動させてトレーラーをでんぐり返しさせるんだよ!今回の列車爆走だって、本物だってさ!(後続車両はCGで追加したそうな)
あと個人的にはもう限りなく蒼井優と同一人物なエレン・ペイジのみそっかすっぷりとスーツ姿と雪山での特殊部隊コスもよかったし、ジョセフ・ゴードン=レヴィットの睡眠中自由落下時の手ぇヒラヒラさせつつのニヤニヤっぷりにはかなり吹いた。なんでそんな上機嫌なんだよw
ヽ(´ー`)ノ←こんなんなってるじゃんw
しかし、しかしだ、ホテルの廊下が無重力になるシーン、準備9週間で撮影2日間ってのが凄すぎる。パンフにそうあるんだけど、ほんとかな?正気かな?あんな撮影、2日なんてあっという間に終わっちゃうだろ。最低限のカット撮影するだけで精一杯。凝り始めたら何週間もかかる。
あとは「あーあれトム・ベレンジャーだったのか、あんだけモッサリしちゃうとアクションはもう無理かな…」とか、「キリアン・マーフィーとかマイケル・ケインとかって、寺島進とか大杉漣みたいな立ち位置かな」とか「ディカプリオまたこういう役かよ!」とかね。