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「借りぐらしのアリエッティ」

まあ、なんだかんだでそこそこ良かった。広がりや奥行きは足りないけど、愛すべき小品というか。
志田未来、吹き替えなかなかいいな。
いやー、前に駿が何かの番組で「毛虫が木から木へ移動する様を2時間の映画にする」みたいな企画案喋ってて「いくら何でもそれはどうだよ爺さん」と思ってたんだけど、めぐりめぐってこの企画に昇華したんだろうか。
観る前は「髪留めは洗濯バサミだって言うけどマチ針とかと比べるとサイズが変だな」とかどうでもいいこと考えてたけど、あれは自家製ということで何もおかしくなかった。
人間の少年の言動の痛さや危なっかしさは狙いとして、樹木希林が吹き替えるキャラの様子がどうにもおかしく、見ていてかなり不安になるね。ウヒィ、ヒヘハとかずっと言ってるし。どうなんだあれ。
あれなんだよね、「海が見たい」って自主映画みたいなこと言うキャラに出てこられると、どうにも切って捨てることができなくなっちゃうんだよね。たとえそれが大竹しのぶ声のおばさんキャラでも。