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「愛のむきだし」

そんなわけで赤ん坊みたいな男と並んで鑑賞することに。そうか、君が生まれて初めて見る映画がこれかー。
赤ん坊の鑑賞マナーが思ってたよりずっとよくて感激。映画なんかとても見てられないくらいの混沌に叩き込まれる覚悟はしてたんだけども、それは俺の偏見だった。終始おとなしく見てたし、ギャグも残らず拾ってた。残虐なシーンにも抵抗はないようで、でもまあそりゃそうだよね、ちょっと前に自分が血まみれで出てきたんだもん。ぶどうジュース超うめえー。
でまあ全編見終わって感想を聞くと「ガップガップ」とか「ゴッ」とか言ってたけど、おそらく「序盤のツカミとスピード感は最高なので、クライマックスにももう少しそれを生かす道があったのではないか。具体的に言うと、教団突入のシーンで、主人公は盗撮修行で身に着けた三節棍の技とかを使って襲い掛かる信者や警備員の股間を叩き潰しまくるとかしてもいいのではないか」「ヒロインの洗脳を解こうというシーンは悪い意味で自主映画っぽいので、回避するためにももっと小ネタを注ぎ込んでテンションあげてくとか」「あれ『東京ガガガ』の映像だろ」「安藤和津の娘は起用するだけでそのキャラが異常に立つので重宝だと思うが、彼女が格闘でも強いという設定はなまじヒロイン役の子がかなり動けるだけに再考する必要があったのではないか」「セリフと効果音のバランスが悪い」みたいなことだと思う。脳の回転に発声が追いついていない感じ。