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「アバター」(2D)

飛び出さないバージョン鑑賞。なっちの字幕も飛び出さない。
なぜお前、飛び出さない方見るか、というと「今日くらいからジェイムズ・キャメロンの新作が公開なんだけど行きますか。なんか?ある星を開拓するのに主人公がその星の原住民と同じ体になって乗り込むんだけど雇い主と戦争になる?みたいな話かと」と父親に聞いたら「面白そうだな。行くか」と即答してきて「で、この映画、飛び出すやつと飛び出さないのがあるんだけども」と続けたら「…普通のでいいわ」と返してきたからなんだけどね。
そうそう、父親と一緒に行く映画って「宇宙空母ギャラクティカ」「エイリアン2」「ゼイリブ」「エイリアンVSプレデター」みたいに、ほぼ全て宇宙生物がらみで、延々中学生みたいな感性をキープしてるんだよね。
でまあ、ざっくりまとめると「ガルタイト鉱業の社員ミーツもののけ姫劇団四季のミュージカル・歌なしバージョン」みたいな感じで、ラストの戦闘は敵役の大佐がノリノリで頑張るので面白いけど、そこにいくまでの脚本の端々が「リュック・ベッソンかいな」っつう微妙な浅さ(大佐だって、そこに至るセリフがもっともっと笑えるくらいに狂っててほしい。ハートマン軍曹とかキルゴア大佐とかの方向の)で、何かね。飛び出す方だとそういうこともないのかもしんないけども。
あ、あの体になってしばらくの展開は良かったね。脳出血で倒れて死線をさまよってこのかた右片麻痺でリハビリを続ける父親を見るに、ああなる気持ちはよくわかる。
観終わって「…何度か落ちたかも」と言ったら「俺は真面目に最後まで見ていた」と珍しく言う(病気以降体力が落ちたのでよく寝る)ので「そういえば最初に絆結んだ鳥はあれからどうなったっけ」と聞いたら「そういえばあれきり出てきてないな」と。絆とか言って適当だよな…
あと、せっかく異星の異性とイチャイチャするんだから、想像を絶する性愛表現が見たかったかもだ。普通にキスとかされても。