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honkyochinikkiから派生しました

「きみがぼくを見つけた日」

いやー見つけた見つけた。ひらがな人称牌も揃ってきた。これもまた難病ものだし。
いや、すごいよね。ちょっとでも足を踏み外せば途端にただキモいだけの話になっちゃうもん、これ。そうは思わせないのは主演のエリック・バナと「死の淵にいる人間を書くなら誰にも負けねえ!」な脚本家ブルース・ジョエル・ルービンのおかげか。撮影と演出も嫌になるほど達者だし。「フライトプラン」の監督がこれをのう…(しみじみ)。あともう一押しされてたらかなりブワッときてたな。どういう一押しかはうまく特定できないけども…うーん、いい感じの映像的な仕掛けと、いい感じのセリフがクライマックスでバシッと炸裂してたら、かな…。そんな思考実験の踏み台というか、観た人と何かあれこれと語りたくなる、そういう映画。雰囲気が好みで(曖昧だな…)。あ、「クリスマス商戦」は笑ったよ。全然意味わからん。
だいたいさ、日本で作られたら、十中八九「タイムトラベルは服着たまま」にするよね。そうしないでターミネーター方式を採用したことによって、困難度がバカみたいに跳ね上がってるもの。だってさ、自分じゃ年代も場所も制御できないタイムトラベルで、移動先ではつねに素っ裸ですよ?(服だけはその場にファサッと落ちる)どうすんだったって、毎回毎回「いかに素早く衣服を確保するか」に専念せざるを得ないんだけど、これ主演がジャック・ブラックだったら抱腹絶倒の爆笑コメディですよ?…それはそれで観たいな。「あっヤバい、飛びそう」って思ったら(病気の発作みたいなもんで本人にもタイムトラベル開始の瞬間の自覚があるって設定)口の中にシルク素材か何か(小さくなりそうなやつ)の短パンを詰め込む感じね。せめてパンツだけでもと…せめて…人間らしく…
そんなわけで、
「30過ぎの全裸の男は、初対面の幼女と良好な関係を築くことが出来るのか?」
「突然(文字通り)蒸発する男と、夫婦生活を営むことが出来るのか?」
という問いに、「出来る!出来るのだ!」と返してしまう、ミライグルイなミラクルストーリーなわけです。イケメンに限る話だよなあ。「フヒヒヒお嬢ちゃん拙者、決してあやしい者ではござらふへへ」「キャーッ!おまわりさんおまわりさんおまわりさーん!」ってなるもん絶対。
とまあちょっとふざけて書いちゃあいるけど、観てる最中はかなりいろいろ考えちゃったんだよね。カーチャンに会っちゃうとことかね。ドラえもんの「おばあちゃんの思い出」みたいなもんでね…
ヒロインが途中で遭う理不尽な目はさすがに気の毒すぎると思うんだけど、結果よければ良しというのがアメリカ映画な感じ。


あと日本版公式サイトはもうちょっとがんばれよ。