honkyochiblog

honkyochinikkiから派生しました

「僕の初恋をキミに捧ぐ」

いやー、捧げた捧げた。「私の中のあなた」とこれを観て「私」「あなた」「僕」「キミ」と、四つの人称牌をゲットした。難病で一翻つくし。
まあ実際、並べるのもおこがましいんだけどね。同じような環境にいる同じような人間を同じような機材で撮って同じ環境で上映して、ここまで差が出るものかと。月とスッポンどころか、太陽とシスコムーンくらい違うよ?
以下、だーっと
●最初劇場で自分ひとり。あとから前後の列にカップル二組。泣きそうだったが(わかっていただろ…)チラホラとひとり客が。助かった。
○病室のベッドの上で向かい合う男の子と幼女。幼女は聴診器をつけ男の子の鼓動を聴いている。「せんせいボクなんだか胸がドキドキします」「それはいけませんね、詳しくみるからズボンを脱ぎなさい」「えっ」「パンツもです!」「えっ」「わたしは医師ですからはずかしくありません!さあ!」「ちょっ」パンツを剥ぎ取ろうとする幼女。揉み合うふたり。何この映画。どうするの?
○窓の外で花火が→子供なのでそっちに気を取られ二人とも屋上に→「パパとママにも見せる」と男の子は階下の診察室へ→おりしも医師の仲村トオルが父親の杉本哲太と母親に告知「二十歳までは生きられないかと…」→男の子大ショック→追いついてた幼女も大ショック。
○男の子は心臓病。幼女は仲村トオルの娘だった。父ひとり娘ひとりらしい。
○近くの野っぱらで何か探してる幼女。男の子が尋ねると、願いがかなう四つ葉のクローバーを探してるとか。男の子が見つけると、幼女は男の子を突き飛ばしてクローバーの前に土下座。「タクマ(男の子)の病気をなおしてください!」と号泣、絶叫、カメラ切り替わりまくり。男の子、幼女を抱きしめてキス。こう見えても「邦画における子供同士のキス」には微妙な気持ちになる派です。「トイレの花子さん」とかさ。


ああちょっと待って。圧縮あらすじ書いとくわ。
パンツ脱がせ幼女が四つ葉のクローバーに土下座したところをキスする男の子は心臓病。激しいスポーツはできない体→成長した二人はゆるふわパーマの男の子と井上真央になり、ややあって全寮制の名門高校に入学→入学式で壇上から真央が告白して大騒ぎに→だらしない着こなしのモテモテライバル登場→病院で再会した同じ病気のおねえさんに迫られキスしちゃう男の子→「信じられない!」と喧嘩になり真央と別れる→翌日おねえさん死ぬ→ライバルと負けた方が真央のことを諦める約束の百m走という激しいスポーツ。勝った!死なずに済んだ!→夜の弓道場で思いを告げ初セックスという激しいスポーツ。死なずに済んだ!→年上のおねいさんの家でセックスした後とおぼしきライバル、踏み切りそばで突然トラックに撥ね飛ばされる→脳死ドナーカードに記入してた!血液型も一致する!移植への道が!→しかしその心臓は親友のもの…受け取れるか!と悩むも向こうの親が移植に反対し出して根本的にオジャン→これはもう死ぬ!と思いきや男の子の「神さま…」の祈りナレーションの後に謎の復活。ふつうに歩いてるし元気そうなテンション→手に手を取って(誘うのは男の方だけど、女も止めろや)遊園地や水族館めぐり。じぇ、ジェットコースターに乗るの?さすがに夢なんじゃないのこれ?もしくは幽霊とか→いいえ!これはクローバーの神様の起こした奇跡でした!→ハイ限界きた。病院に逆戻り。意識不明。男の子の母親にぶん殴られる真央→さすがにこれはもう死ぬ!と集中治療室に飛び込みライバルの親に土下座。「タクマが死んじゃう!お願いします!心臓をください!」→「断る。こっちはこっちで奇跡待ち」→完璧に死ぬ→教会で骨壷抱いてひとりきりのウエディング→平井堅かかる
あ、書くのが遅れたけどネタバレを全部含んでましたのでご了承ください。
つかどうなのかな、詳しく知りたい人がどれだけいるかという気もしてきた。ちなみに予告はこう。

なんかな、難病映画は「必ず一度は無理に外出せねばならぬ」ていうルールがあるのかなとか。
あと、意外にも携帯電話がからまないお話だったな。
井上真央登場シーン。「なるほど、これが井上真央か」と思った。声がやや苦手。
進路指導の先生は「ハゲタカ」にも出てる志賀廣太郎。いい声だ。
入学式の進行役はさすが日テレ、阿部リポーターだ。阿部さん、むかしうちの近所で殺人事件があるたびに、毎回取材に来てたよ。
予告編で観られるけど、ライバルの「姫は何にもわかってない!」ってセリフの言い方がちょっと面白かった。なぜかは不明。妙に発声がいいからか。
同じ病気のおねえさんを演じるのは朝ドラ「わかば」のヒロイン。男の子のルームメイト役の子も地味によかった。
あ、ちなみに弓道場ではどっちも全然脱ぎません。井上真央はともかく男の子はお尻くらい見せるべきじゃね?減るもんじゃなし。
二人で乗る「すし詰め状態の江ノ電」も何となく可笑しかったな。江ノ電事情に詳しくないけど、そんなことあるの?客も学生とかじゃないし。押されて二人の距離がギュッと縮まるってのやりたかったのはわかるけども。