honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「3時10分、決断のとき」

遅ればせながらようやく。
堅実に作られた良作。おすすめされるのも納得。
「寄せ集めチームが強盗団のボスを連行する。タイムリミットは2日後の午後3時10分。敵は七人で、うち一人はメキシコ人の狙撃手」ってプロットでもうほぼ勝利は見えてるね。これはおすすめするわ。
…出来がいいと、そんなに言うことないよね。
だもんで、本当にただの個人的な好みだけで言わせてもらうと、「大事な味方を失いつつ、どうにか追っ手も減らしていく」のが好きなので、最後の街に来る前に、あっと驚く妙案で狙撃手あたりだけでも倒して欲しかったかな…でも構成上、対決が持ち越されるしなあ…
敵チーム、暫定リーダーのNO.2と狙撃手と、せいぜい見捨てようとした奴くらいで、他の4人が空気なのもね。ナイフ投げがいるはずなのに見当たらないよね。「パイナップルARMY」世代なんでね。特徴ある味方チームはかなりいいペースで減ってくんだけどもね。
あと、こういう護送話って、護送するクリスチャン・ベイルひとり、奪還待ちのラッセル・クロウひとり、それを取り囲む敵大勢っていう絶体絶命状況になったときに、ラッセル・クロウが突如



    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `Д´) < ヤダヤダ!列車乗るのヤダ!
       `ヽ_つ ⊂ノ
              ジタバタ

って這いつくばって手足バタバタさせたら、そこで手詰まりになって(ラッセル・クロウを引きずろうと苦労するベイルをクロウに当ててしまう心配をすることなく水平射撃しまくる敵)主人公敗北だよね。
まあそれで映画としての出来も、またボスとしての風格も、全てが一切合財台無しになるけれども。一緒に走ってくれて本当に良かった。