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「ザ・スピリット」

猫と美女にモテモテの、赤いネクタイと白い靴底がオシャレな不死身のヒーロー、それがザ・スピリット!今日知った!
ね、ねことおねえさんになんでそんなモテモテなんだよ!となるか、はっはっは、俺とおんなじだな、となるかはあなた次第だ!はっはっは。はぁ…
すごいよ、何するでもなく主人公の後をついてきたりしてんの、猫が。別にそれでピンチを脱するとかもなく。いやまあ、猫にそんなん求められても困るよね。
美女も増量キャンペーン中。黒髪から金髪まで、衣装もベリーダンサーからナチスまで一通り揃えてるんでどれか引っかかるだろうという。エヴァ・メンデス演じる幼馴染みさんは一番重要な役ながら意味無く一瞬素っ裸になってお尻を出すのでありがとうございます。ボディ・ダブルかもしれないけど気にしない!コピー機でそのお尻をコピーしてからのくだりも心底あほくさくて最高だった。いい大人が何やってんだ。いちばん費用対効果が良かったのは「死ぬまで男に尽くす」と称して男を速攻で死に追いやる(笑)(尽くしてる暇ねええ)プリスター・オブ・パリさんかな。スカーレット・ヨハンソンはもう何箇所かエロい絡みがあればなあ…。実に惜しい。
そんなこんなであやうく死にかかったザ・スピリットが見る走馬灯代わりの「ぼくがつきあったおねえさんたち」のカットには思わず笑った。この絵コンテ切ったおっさん(たぶんフランク・ミラー)は相当のバカ。ラシュモア山じゃねえんだから。
スピリットを演じるのは…ああ、「エネミーライン」の冒頭でオーウェン・ウィルソンの乗ってた戦闘機を操縦してた人(一瞬で殺される)か。ごめん全然覚えてない。
新人婦警を演じるスタナ・カティックは「慰めの報酬」出てるってんだけどボリビアさんでも本国からのお使いさんでもないと全然わからん…
…(情報リーク)ああ!「カジノ・ロワイヤル」のヒロイン、エヴァ・グリーンの元カレの今カノ!ラストに一瞬出てきてボンドに出てけって言われて出てくカナダの諜報員の人か!
そんなわけで「これはかくし芸大会映画なんだ」という認識で観るのが吉。そうでもないと開始数分で意気消沈しかねない。それくらいで軽く観始めればラストで敵の子分の「○○ス」(名前がスで終わる)ころころクローン中年兄弟の生き残り二人の名前を見て暖かい気持ちになれるはず。
あとマッキーで描いたイタズラ描きみたいなエンドクレジットのデザインとそこで流れるクリスティーナ・アギレラの「フォーリン・イン・ラブ・アゲイン」って曲がとても気に入ったんだけど、サントラに入ってなく、iTunesに単品でなく、なおかつどのアルバムに入っているのかもよくわからなくて困っている。

売り時は逃さない方向で!お願いします!