honkyochiblog

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「ウォッチメン」

「原作未読。テリー・ギリアムが監督するかもって話が出た時に書店で見かけて読んでみようかと思ったんだけど、どうにもアメコミの文法がダメでスルー。日本の漫画で育ちすぎた」
「アクションを描写するのは日本の漫画の方が圧倒的に優れていると思うんだけどどうですか?映画とは関係なくて恐縮ですけども」
「そんなわけで未読なわけですが、問題は無いです(言い切っちゃえ!そのうち読む!)。そして大画面で観て良かったなと。要所要所で有無を言わせぬ迫力がある」
「でも興味をひかれてない人にまではすすめづらい。そんな映画」
「ロールシャッハさんは本物の漢。多少イカレているけども。まず名前がかっこいい。そしてあの布がどういう仕組みか全く分からないあたりも最高すぎる。中の人を演じた役者さんは『リトル・チルドレン』の人か、良かった。」
「フクロウの人はあれでいいんだろうか。いや、そもそものコンセプトとして」
「あれは原作者の『コウモリのヒーローってどうだよ』ってとこから始まったキャラなんだろうか。いや、いい人なんだけど」
(そろそろネタバレを含みますか?)
「フクロウゴーグルをかけたおねえさんの視点になったとき(周囲は真っ暗)、刺客が見えるのかとちょっとドキドキした」
「いつもは理詰めで説得されたがってるくせに、そして先を読んで行動してもらいたがってるくせに、いざそうされると嫌だ。というかお前のようなヒョロッとした奴にそんなん言われたりされたりしたくないわと反発してしまう。あの人はベストキャスティングだったのだろうか」
「青い人なー。あの人がいろいろ嫌になってトンズラした先での行動の描写とか、まさに自分が苦手な感じのアメコミっぽさで」
「アメコミとか、まあ海外の漫画全般ね。何かの動きの、結果だけを描いてそこに大量のセリフがつく感じ」
「というか、オールカラーの漫画ってそういう風になりがち?」
「別にいいんだけど、個人的にはそういうとこで気持ちが離れるんで」
「おねえさんの人は、火事場で天井突き破って登場するとこと、ムショに殴りこんでの大暴れのとこが非常にかっこよかった」
「ちゃんと脱いでもいただいて、ありがとうございます。いや青い人じゃなく、おねえさんの方」
(書き中)