「いやすげーな、だんだん芸能界篇」
「オープニングから全取っ替えで、主題歌まで変わっちゃいましたからね」
「新オープニングのCG、アシッド効果凄すぎて年寄りには酷だろ」
「ダンダンダンダン！ってドラムの連打も朝から心臓に悪いです」
「本編も衝撃が強くて毎日祭りだな」
「ええ、これがやりたかったんですね！よくわかりました、虚飾に満ちた芸能界の実態を描くには、企業の顔色を伺わなくて済む公共放送しかないってことが！」
「チャート操作のカラクリを皮切りとして、枕営業でのし上がる全身整形のライバルキャラに、ヤクザとつるむ関西大手お笑いプロ所属の芸人、執拗に勧誘してくる宗教団体の女お笑いタレントに、果てはパチンコ・CR SweetJunoまで出てくる、まさにカオス。終わりゆくテレビの最後の煌きだな！」
「架空のパチンコ台作るとか美術さん頑張り過ぎです。実況も何遍鯖飛びしたことか」
「しかし美少年アイドルグループに大麻パーティーに誘われちゃって実際行っちゃうとこ、よくプロデューサーっつうかNHKがOKしたよな」
「まあ既にSweetJunoの名曲カバーもローリング・ストーンズの『黒くぬれ』までいっちゃってますからねー」
「双子の女子デュオにストーンズ歌わせるとは予想外だったな。意味わからん」
「実況民も掌返して『キモスカさんマジすげえっす！』の連呼でした」
「ホテルで暴れて窓からテレビ投げるとこまでカバーするしな」
「PVの監督がポン・ジュノ本人だったりするとこなんか細かすぎて神奈川県で俺しか笑ってないですよ」
「双子の出生の秘密の暴露記事書こうとしたルポライターの顔を海水注いだバケツに浸け続けるシーン、残酷すぎるってDVDじゃカットらしいな」
「まあとにかく、ひとつだけネックなのはこれが全部嘘ってことですよね」
「こ〜うだったらいいのにな〜♪」
「…そ〜うだったらいいのにな〜♪」
「うちっのお庭はジャングルで〜♪」
