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瀬戸内寂聴のケータイ小説「あしたの虹」

http://no-ichigo.jp/read/book/book_id/89873
すっげー。やってみようって思うのがもうすごいよ。
あー、作者名の「パープル」は紫式部から取ったのかあ。
普通に自伝小説をこのスタイルで発表してもいいんじゃないか。
「お前の着ているそのコートも置いていけ」と言われるあたり若い娘の共感得られるんじゃないか。

151 : ハイエナ(関西):2008/09/25(木) 16:55:29.48 ID:gTs0yXW7O


───アタシの名前は寂聴。心に傷を負った破戒尼僧。モテカワスリムで涅槃体質の愛されボーズ♪
アタシがつるんでる友達は殺生をやってるミキ、檀家にナイショで神社で働いてるユウカ。訳あって創価門徒の一員になってるアキナ。
友達がいてもやっぱり葬式はタイクツ。今日もミキとちょっとしたことで問答になった。
女のコ同士だとこんなこともあるから煩悩が溜まるよね☆そんな時アタシは一人で写経をすることにしている。
がんばった自分への供物ってやつ?自分らしさの色即是空とも言うかな!
「あー南無三」・・。そんなことをつぶやきながらしつこい托鉢坊主を軽くあしらう。
「カノジョー、ちょっと般若心経聞いてくれない?」どいつもこいつも同じような教典しか読まない。
托鉢の男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大の弥勒菩薩を見て欲しい。
「すいません・・。」・・・またか、と生き仏なアタシは思った。一喝するつもりだったけど、チラっと托鉢の男の顔を見た。
「・・!!」
・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。極楽浄土な感覚がアタシのカラダを駆け巡った・・。「・・(カッコイイ・・!!・・これって因果応報・・?)」
男は破戒僧だった。連れていかれて改宗された。「キャー悪霊退散!」般若湯をきめた。
「ガッシ!ボカッ!」アタシは往生した。甘露(笑)