honkyochiblog

さようなら、はてなグループ…

「『瞳』夏コン2007大反省会」

「いや、先に昨日観た『ホステル2』だろ」
「いやもう、ちょっといいですか。なんかもう、こう、くわー!」
「はいどうせ誰も見(られ)ないからネタバレ、主人公たち優勝大阪代表無冠個人賞の発表は省略、以上」
「ある程度覚悟はしてたけど、甘かったです…面白くなるのに、全然もう…だいいち短すぎ…10分くらいじゃ…せっかくの舞台なんだ、1週間とは言わなくても複数回にまたぐくらいやれよバーカバーカ…」
「まともな神経なら、ここはボロ負けして奮起するターニングポイントでしかありえないよな」
「もう終わるんなら優勝でいいですよ。だけどこれから打ち切り無しなら3ヶ月あるでしょ?打ち切り無しなら!」
「すごい中途半端なとこで『瞳たちのダンスバトルは始まったばかりだandようやく登り始めたばかりだからなこの果てしない里親坂をよ…』と終わったら笑う」
「だいたい、練習してたダンスと違いますよね?」
「そういうところにつっこむもんだかどうだかも不安になってくるな」
「瞳が踊りのテンポが遅れてるのを克服したって描写がないなんて!」
「ひとり別の振り付けにしてそう思われるのを回避しようとしたが、それでも動きが落ちる」
「だからね、ここは『美味しんぼ』初期の山岡さんみたいな『お前のせいで死んだんだ!』つう強いモチベーション持ったリーダー・カズさん率いる大阪代表・ブルーシューズが優勝すべきなんですよ!」

「見てくださいよ↑この悔しそうな表情!この格好、悪の組織の女戦闘員みたいで超!イイ!じゃないですか!もうね、主人公補正とかホームタウンデシジョンとかにはいい加減うんざりなんですよ!実力者が、基準の不明な判定に泣くことなどあってはならないんです!そんなのは現実だけでお腹いっぱいです!夏コン運営ブログがあったら炎上してますよ!そうでしょ!?」
「ああ、うん、そうね」
「注目の一番右側のサユリさん、他の三人と比べても遜色のない動きしてたじゃないですか!」

「…」
「静止画で何が分かるっていうんですか!」
「…いや、何も言ってない」
「個人賞やれよ!なんだよ主人公たちの衣装!どこの地下アイドルだよ!ネットでじわじわと人気出るのか!なめてんのか!」
「…で、あれか、大阪代表優勝で、惨敗した主人公が自分たちのダンスに何が足りないか考えつつ、朝ドラ界の住人ならではの善意の押し売りで余計なお節介を焼いて大阪リーダーの誤解を解く、みたいな流れか、本来あるべきは」
「そうそう、そうやって何か知らないけど真直ぐな気持ちでダンスもよくなるみたいな」
「すごい特訓しろと言いたいな」
「描写はないけど、ブルーシューズは血の滲むような努力を、リーダーの執念で支えてやり抜いてきてるはずなんです!」
「大阪名物にちなんだ特訓だな!」
「それにね、他の出場チームの空気っぷりも何だと言いたいですよ!」
「もうどうせ爺婆層は置き去りなんだから、やれるだけやるべきだな」
「そこでご紹介するのが名古屋代表・ゴールデンシャチホックスに横須賀代表・ドーブ−チャイルドです!」
「『ぼくのかんがえた』を実際に考えてみるあたりが実にダメだ」
「ゴールデンシャチホックスは、皆さんお察しの通り名古屋嬢のチームっすね。縦ロールにティアラでブランド物着てとか、まあそんなん。運転手つきのレクサスに乗って登場します。トヨタで景気はいいですからね」
「高飛車だが、育ちはいい感じか。しかしNHK的にいいんだろうか」
「ブルーシューズと差を付けなきゃいけないんで」
「いささか出オチの感もあるが」
「ドラマ性ではドーブーチャイルド推しです」
「何、横須賀っつったら、基地がらみ?」
「ええ、リーダーはドブ板横丁育ちの、黒人とのハーフです。まだ見ぬ父親を探すため、ダンスで名を売ろうとしてるんです!」
アジャ・コングか」
「当時インタビュー記事読んで、感銘を受けまして」
Wikipediaに載ってる経歴、凄いな」
「苛酷な運命ですよね」
「もうこの横須賀代表のリーダーが主役でよくね?ドラマ自体の」
「爺ちゃんアメリカかぶれとか、全然生きてないですからね」